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プロ野球

【日本シリーズ第2戦|採点&寸評】ソフトバンク6-3巨人|7回1安打の高橋礼と決勝3ランの松田が「7.0」。巨人は岡本以外の先発野手が厳しい評価に

氏原英明

2019.10.21

8 二 田中俊太 5.0
2打席目に犠打を決めたが、全体的に目立つ活躍をすることはなかった。

9 左 重信慎之介 5.0
大学時代から対戦のあった高橋とのマッチアップに期待も高まったが、2打数無安打で結果を出せなかった。9回の3打席目には四球で出塁。

<野手途中出場>
山本泰寛 4.5(7回守備)
7回から若林の交代で入ると、ファーストプレーで痛恨の失策。決勝点を献上した。3点を返した9回、2死一三塁の好機で打席に立ったが、ここでも取り返すことはできず。眠れぬ夜となった。

ゲレーロ 5.5(9回代打)
9回に代打で登場。昨日に引き続き、ホームランを狙うではない軽打でチャンスメーク。存在感を見せている。

陽岱鋼 ―(8回代打)
小林誠司 ―(8回守備)
<投手>
メルセデス 6.0
前日、猛打を振るったソフトバンク打線を1安打のみに抑える好投。6回を投げ切って無失点で後ろにつないだ。

大竹寛 4.5
味方のエラーで出塁を許して、それをカバーできなかった。無死一塁からはカウントを優位に持って行けず、後手を踏んだ。

桜井俊貴 5.0
大竹の乱調を受けての登板は1イニングを無失点に抑えたまでは良かったが、イニングをまたいだ8回にソロ本塁打を浴びた。

高木京介 ―

<監督>
原辰徳 5.0
若林の交代は致し方ないが、7回裏に動いた投手交代と守備交代が裏目に出た形になった。8回には前日から好調の大城に代打を送るも成功しなかった。野球の難しさを感じたに違いない。

取材・文●氏原英明(ベースボールジャーナリスト)

【著者プロフィール】
うじはら・ひであき/1977年生まれ。日本のプロ・アマを取材するベースボールジャーナリスト。『スラッガー』をはじめ、数々のウェブ媒体などでも活躍を続ける。近著に『甲子園という病』(新潮社)、『メジャーをかなえた雄星ノート』(文藝春秋社)では監修を務めた。

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