専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「戦力充実度」と「財政余裕度」から診断! 23年オフのFA市場で大谷翔平と最もマッチするチームは?【ア・リーグ編】<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2022.06.22

●オークランド・アスレティックス
 18~20年に3年連続プレーオフ進出を果たしたものの、昨オフにマット・オルソン、マット・チャップマン、エースのクリス・バシットら投打の主力を一斉放出するファイヤーセールを断行。少なくとも向こう2~3年間は地道な再建ロードを邁進することになる。

 そもそもが、レイズと並んで球界きっての貧乏球団。大谷のメジャーデビュー戦の相手でもあり、何かと縁の深いチームだが、大谷がグリーン&イエローの鮮やかなユニフォームに袖を通すことはないだろう。

▼戦力充実度 ★☆☆☆
▼財政余裕度 ★☆☆☆


●シアトル・マリナーズ
 昨季は最後までプレーオフ進出の可能性を残して戦う意外な健闘。フリオ・ロドリゲス、ローガン・ギルバートなど若手も台頭し、今後数年はア・リーグ西地区の台風の目になりそうだ。花巻東高の先輩・菊池雄星はチームを去ったが、サイ・ヤング賞左腕のロビー・レイを獲得するなど、昨オフも精力的に動いた。

 今後数年は勝負モードに入るはずで、大谷獲得も視野に入ってくるはず。シアトルにチャンピオンリングをもたらすという、あのイチローでも成し得なかった偉業に挑むことになるかも!?

▼戦力充実度 ★★★☆
▼財政余裕度 ★★★☆
●テキサス・レンジャーズ
 過去2年続けて勝率3割台とどん底状態だったが、昨オフはコリー・シーガーと10年3億2500万ドル、マーカス・セミエンと7年1億7500万ドルと立て続けに大物FAを獲得して球界をあっとを言わせた。

 ただ、特に若手昇格の波が来ているわけでもない状況での大型補強には時期尚早の感も。24年までに世界一を狙える態勢が整うかと言われると疑問ではあるが、過去にはあのアレックス・ロドリゲス獲得に成功した実績もあり、意外なダークホースとなる可能性も。

▼戦力充実度 ★★☆☆
▼財政余裕度 ★★☆☆

構成●SLUGGER編集部

【関連記事】「4年総額2億ドルなら支払う球団は多い」大谷翔平の去就問題に他球団も興味津々!エンジェルスが抱える“ジレンマ”とは?

【関連記事】大谷翔平とトラウトを残すならどっち? 米識者は“偉才”を巡って激論「オオタニのトレードを狙う」「観客を呼べる選手は欲しい」

【関連記事】大谷翔平の“意外な一面”を米誌が特集! ヤンキースから加入した同僚が「思っていたよりもはるかに外向的だ」と語った姿とは?

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号