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リラードが母校ウィーバー州大バスケ部のGMに就任「この取り組みにおいて、大きな役割を果たしていくことを約束する」<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2025.08.08

リラードが母校ウィーバー州大バスケ部のGMに就任した。(C)Getty Images

リラードが母校ウィーバー州大バスケ部のGMに就任した。(C)Getty Images

 今オフ、2年ぶりにポートランド・トレイルブレイザーズに電撃復帰したデイミアン・リラード。

 そんな彼が、カレッジ時代の古巣ともタッグを組むことになった。
 
 リラードが4年間在籍した母校、ユタ州のウィーバー州大の男子バスケットボールチーム、通称ワイルドキャッツがこのたび立ち上げた強化プログラムの推進メンバーの1人として、同クラブのゼネラルマネージャー(GM)に就任したのだ。

 トップレベルでの戦いを目指すチームにとって、貴重なアドバイザー役、およびメンターとなることが彼に与えられた任務だ。
 
 就任に際し、リラードは次のように抱負を語った。
 
「成功は一夜にして実現するものではない。特に変化の激しい今日のバスケットボール界ではなおさらだ。大学スポーツは絶えず進化していて、強力なプログラムを構築するには時間、信頼、そしてコミットメントが不可欠だ。
 
 私はこのプログラムが掲げる理念と、ウィーバー州大で育まれている文化を深く信頼している。このプログラムが成功するためには、地域コミュニティからのサポートが欠かせない。

 この取り組みにおいて、大きな役割を果たしていくことを約束する。このような機会を得たことで、ウィーバー州大バスケットボール部のさらなる発展に、より深く関わっていくことができることだろう」
 
 リラードは、ワイルドキャッツを代表するOBであり、同校のレジェンドだ。

 在籍期間中は“マーチ・マッドネス”出場こそなかったが、ブレイザーズの地元であるポートランド大などで構成されているビッグスカイ・カンファレンスでは2度年間MVPに選出され、オール・ビッグスカイ1stチームにも3度名を連ねている。

 その間、オールアメリカンの3rdチームにも1度選出されたが、これは同校出身選手としては史上初の快挙だった。
 
 その功績を讃えて、彼の背番号「1」は、永久欠番にもなっている。
 
 リラードのGMとしての活動は、2016年を最後にNCAAトーナメントから遠ざかっている同校が、改めてより高みを目指すために立ち上げた抜本的な強化プログラムをサポートすること。コーチ陣やアスレティック部門の担当者と密に連携して、彼の大学時代やNBAでの経験を活かしつつ、改善点を指摘したり、選手、コーチ陣への助言や指導など通して、プログラムの熟成に携わっていく。
 
 就任に際し、同校のブラッド・モーテンセン学長はリラードに感謝を述べている。
 
「デイミアン・リラードは、母校に対する忠誠心と献身的な姿勢を再び示してくれた。ワイルドキャッツの過去、現在、そして未来のために、彼が継続してリーダーシップと模範的な行動を示してくれていることに心から感謝している」
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