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攻守で好プレーを見せた八村塁の活躍でウィザーズがブルズにリベンジ!明日は“聖地MSG”デビューへ

秋山裕之

2020.02.12

八村は豪快なダンクを含む20得点。復帰後4試合連続で2桁得点をあげる活躍で、ウィザーズの勝利に大きく貢献した。(C)Getty Images

 2月11日(日本時間12日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはホーム6連戦の最終日を迎え、シカゴ・ブルズと対戦した。

 前回の対戦となった1月15日。ウィザーズは後半に逆転され、悔しい敗戦を喫していただけに、プレーオフ出場枠を争うライバル相手にリベンジを期する一戦となった。

 開始早々、ウィザーズはブルズに先制点を許すも、八村がドリブルでペイントエリアへ入り込んでプルアップジャンパーでお返し。

 さらに八村はドライブから相手のディフェンスを引きつけ、イシュ・スミスの3ポイントをアシスト。ディフェンスでもサディアス・ヤングのショットをブロックするなど好ディフェンスを披露した。

 残り約7分、イアン・マヒンミのダンクがチャンドラー・ハッチソンにブロックされるも、フォローに入っていた八村がこぼれ球を拾い、ワンハンドダンクでフィニッシュ。

 その後、八村はディフェンシブ・リバウンドを取り逃してしまい、ヤングに左コーナーから3ポイントを許すシーンもあったが、残り約5分半にビールのショットミスを拾って加点し、残り4分16秒でベンチへ。
 
 第2クォーター。残り6分47秒からコートに戻った八村は、フリースローを4本すべて決め、さらにはジャンパーとダンクで8得点を奪取。ウィザーズは終了間際にビールがジャンパーを沈め、69-62と7点のリードで前半を終えた。

 前半の八村は14分31秒プレーして14得点、4リバウンド、2ブロック。フィールドゴール71.4%(5/7)、フリースロー100.0%(4/4)と高確率なショットで貢献。出場時間帯における得失点差では両軍トップの+12を記録した。

 迎えた後半。ウィザーズはスミスとビールがチームメイトのチャンスを演出し、徐々にリードを広げていく。八村は主にヤング、ルーク・コーネットとマッチアップ。序盤にフックショット、中盤にはペイントエリアからジャンパーを沈めて得点を伸ばしていった。

 また、八村はこのクォーターにペイントエリアでディフェンダーを引きつけてビールの3ポイントをアシスト。中盤にはブルズのパスコースを読んで2本のスティールを奪った。

 残り約3分には208㎝・122㎏の巨漢クリスティアーノ・フェリシオを相手に1オン1を仕掛ける。ドライブで中に切れ込んだ八村は4人のディフェンダーを引きつけ、カットしてきたモリッツ・ヴァグナーのレイアップをアシストする好プレーを見せた。