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NBA

トンプソンとジョージを入れ替えたら「ウォリアーズはもっと優勝していた」ベバリーが持論を展開<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.08.25

ジョージ(右)とトンプソン(左)が入れ替わっていたら、ウォリアーズの優勝回数はどうなっていただろうか。(C)Getty Images

ジョージ(右)とトンプソン(左)が入れ替わっていたら、ウォリアーズの優勝回数はどうなっていただろうか。(C)Getty Images

 ゴールデンステイト・ウォリアーズは、2015年から2019年にかけて5年連続でウエスタン・カンファレンスを勝ち上がってNBAファイナルに進出。そのうち2015、17、18年、さらには2022年もチャンピオンシップを獲得した。

 チームはスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)の下、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン(現ダラス・マーベリックス)、ドレイモンド・グリーンがビッグ3となって主軸の役割を全う。アンドレ・イグダーラ(元ウォリアーズほか)も4度の優勝に大きく貢献し、2015年はハリソン・バーンズ(現サンアントニオ・スパーズ)、2017、18年にはケビン・デュラント(現ヒューストン・ロケッツ)、2022年はアンドリュー・ウィギンズ(現マイアミ・ヒート)がコアメンバーを務めて王座獲得に尽力した。

 現地時間8月23日(日本時間24日、日付は以下同)、NBAで12シーズンをプレーし、昨季はイスラエルのハポエル・テルアビブBCでプレーしたパトリック・ベバリーが、ポッドキャスト番組『The Pat Bev Podcast』を更新。

 ロケッツとロサンゼルス・クリッパーズ時代にプレーオフでウォリアーズと対戦した経験を持つ37歳のベテランガードは、トンプソンではなく、ポール・ジョージ(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)がウォリアーズにいたら、もっと優勝できていたかもしれないと持論を展開した。
 
「あのチームでステフ、ドレイモンド・グリーン、イグダーラと一緒にプレーするとして、もしクレイ・トンプソンのポジションにポール・ジョージが入ったらどうなっていたと思う? ほんの数年前、彼はMVPレースに入っていたんだぞ。

 あの2人を入れ替えるのは正しいのか、それはわからない。だけど俺たちがバスケットボールについて考えていることが消え去ってしまったんじゃないか。俺が思うに、おそらくゴールデンステイトはもっとチャンピオンシップを勝ち獲っていただろう」

 196㎝・100㎏のトンプソンと、203㎝・100㎏のジョージ。ともに35歳のベテランでオールスター経験者だが、プレースタイルは大きく異なる。シュート力が最大の武器で、クイックリリースで射抜いて効果的に点を取っていくトンプソンに対し、ジョージはシュート力に加えてプレーメーキングもこなせる万能性が魅力。

 もっとも、2015年から2019年の期間に関しては対象外だろう。トンプソンは平均20.0点以上を残すスコアラーであり、ディフェンス面でも相手チームの得点源を封じるストッパー役をこなしていたのだから、ジョージと入れ替える必要はなかったはずだ。
 
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