ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングは今年3月、左ヒザの前十字靭帯を断裂。無事に手術は成功して現在はリハビリに励んでおり、早くて来年1月、遅くともプレーオフ前には復帰すると予想されている。
ただ、アービング本人はバスケットボールを恋しく思っているものの、焦ってカムバックするつもりはないようだ。現地時間7月6日(日本時間7日)に『Twitch』でライブ配信した動画内で、視聴者からの「来季のプレーオフまでに復帰できるか」という質問に対し、こう答えた。
「うーん、それは期待しないでくれ。復帰しないという意味ではないよ。いつ戻れるか予測したくなくてね。15万%良くなって戻ってきたいんだ。だから、今は本当に健康体になるために時間をかけている。リカバリーしていく過程を楽しみながら、ほかの部位も含めて身体を完璧な状態にすることに時間を費やしているんだ」
今年のプレーオフではジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)、デイミアン・リラード(当時ミルウォーキー・バックス)と、3人のスーパースターが立て続けにアキレス腱断裂の重傷に見舞われた。
ケガが治り切っていない状態で焦って復帰すると、さらなる大きな故障につながってしまうことは、選手たちが一番よくわかっているはず。カムバック時期を定めず、じっくりコンディションを整え完璧な状態で戻ると語ったアービングの決断は、正しいと言えるだろう。
来季のマーベリックスはアンソニー・デイビスを軸に据え、その脇にクレイ・トンプソンやPJ・ワシントン、デレック・ライブリー二世、ダニエル・ギャフォード、新加入のディアンジェロ・ラッセルらを配置。さらには今年のドラフト全体1位で指名した大型新人クーパー・フラッグも入団するため、楽しみなロスターが出来上がった。
そこに、どのタイミングになるかはわからないが、アービングが万全な状態で戻ってくれば非常に魅力的なラインナップが完成する。それがたとえ来季ではなくとも、アービングは今夏にチームと2027-28シーズンまでの延長契約を結んだため、トレードを要求しない限り——その可能性もあり得るが——近い将来お披露目されるだろう。
“完全体マーベリックス”がリーグを席巻する日を、楽しみに待ちたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
ただ、アービング本人はバスケットボールを恋しく思っているものの、焦ってカムバックするつもりはないようだ。現地時間7月6日(日本時間7日)に『Twitch』でライブ配信した動画内で、視聴者からの「来季のプレーオフまでに復帰できるか」という質問に対し、こう答えた。
「うーん、それは期待しないでくれ。復帰しないという意味ではないよ。いつ戻れるか予測したくなくてね。15万%良くなって戻ってきたいんだ。だから、今は本当に健康体になるために時間をかけている。リカバリーしていく過程を楽しみながら、ほかの部位も含めて身体を完璧な状態にすることに時間を費やしているんだ」
今年のプレーオフではジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)、デイミアン・リラード(当時ミルウォーキー・バックス)と、3人のスーパースターが立て続けにアキレス腱断裂の重傷に見舞われた。
ケガが治り切っていない状態で焦って復帰すると、さらなる大きな故障につながってしまうことは、選手たちが一番よくわかっているはず。カムバック時期を定めず、じっくりコンディションを整え完璧な状態で戻ると語ったアービングの決断は、正しいと言えるだろう。
来季のマーベリックスはアンソニー・デイビスを軸に据え、その脇にクレイ・トンプソンやPJ・ワシントン、デレック・ライブリー二世、ダニエル・ギャフォード、新加入のディアンジェロ・ラッセルらを配置。さらには今年のドラフト全体1位で指名した大型新人クーパー・フラッグも入団するため、楽しみなロスターが出来上がった。
そこに、どのタイミングになるかはわからないが、アービングが万全な状態で戻ってくれば非常に魅力的なラインナップが完成する。それがたとえ来季ではなくとも、アービングは今夏にチームと2027-28シーズンまでの延長契約を結んだため、トレードを要求しない限り——その可能性もあり得るが——近い将来お披露目されるだろう。
“完全体マーベリックス”がリーグを席巻する日を、楽しみに待ちたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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