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NBA

まさかの超大物スター登場に沸いた今年のバスケットボール殿堂入り式典。ハワードは「2回殿堂入りできて最高」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.09.07

ハワードが殿堂入りの喜びを語った。(C)Getty Images

ハワードが殿堂入りの喜びを語った。(C)Getty Images

 現地時間9月6日(日本時間7日)、ネイスミス・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以降、殿堂)が、マサチューセッツ州スプリングフィールドにあるシンフォニー・ホールで式典を開催した。

 2025年はカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)やドワイト・ハワード(元オーランド・マジックほか)に加え、WNBAレジェンドのスー・バード、フロリダ大を2連覇へ導いたビリー・ドノバン(現シカゴ・ブルズHC)、マイアミ・ヒートのオーナーのミッキー・アリソンらが殿堂入り。

 ハワードは式典のスピーチで、これまで所属してきたチームや両親、マジック時代の指揮官スタン・ヴァン・ガンディHCへ感謝。プレゼンターには、先月発表されたパトリック・ユーイング(元ニューヨーク・ニックスほか)、ロバート・パリッシュ(元ボストン・セルティックスほか)、ドミニク・ウィルキンス(元アトランタ・ホークスほか)が登壇し、デニス・ロッドマン(元ブルズほか)こそいなかったものの、“マジックの先輩”シャキール・オニールも駆けつけて祝福した。
 
 ハワードのスピーチは明るい軽妙なトークでスタートしたが、会場にロサンゼルス・レイカーズ時代の同僚レブロン・ジェームズが映し出されたことで、観客がどよめく事態に。これには2000年代後半~2010年代前半にかけてリーグのトップセンターに君臨したビッグマンも、会場に“キング”がいることに気付き、まるでシットコム(シチュエーションコメディ)の1シーンのようなリアクションで会場を笑わせた。

 2004年のドラフトでマジックから全体1位指名されたハワードは、2004-05~11-12シーズンまで8年間マジックでプレー。レギュラーシーズン通算1万1435得点、出場2万2471分、8072リバウンド、1344ブロックで球団最多記録を保持しているほか、出場621試合とフィールドゴール成功4034本で球団史上3位、626スティールで同4位に入っている。

 NBAキャリア18シーズンで、オールスターとオールNBAチームにそれぞれ8度、オールディフェンシブチームに5度選ばれ、NBA史上唯一となる3シーズン連続で最優秀守備選手賞を受賞と、輝かしい実績を残した。
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