2021年にリーグから発表されたNBAの75周年記念チームに落選したことで物議を醸したが、今年殿堂入りしたことで、ハワードの実績が正当に評価されたと言えるだろう。
殿堂入り式典の会場で、ハワードは今の思いを『NBA TV』へ次のように語っていた。
「この式典で最高なのは、僕が2回殿堂入りすることだね。75周年記念チームについては、確かに傷ついたよ。あのチームに入れなかったことで、大きな平手打ちを食らったような気分だった。
でも今こうして殿堂入りすることで、自分がやってきたこと、アメリカ代表チームで金メダル獲得を助けたことを実感している。同じ年に2回も殿堂入りできるんだ。まるで神様が『君がここまで根気強く、一貫して待ち続けたことに報いてやろう。いつも祝福してくれてありがとう』と言ってくれたみたいさ」
ハワードが話したように、今年は2008年の北京オリンピックで金メダルを勝ち獲ったアメリカ代表、通称“リディームチーム”も殿堂入り。会場にはレブロン、カーメロ、カーメロのプレゼンターを務めたドゥエイン・ウェイド(元ヒートほか)、現役のクリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ジェイソン・キッド(現ダラス・マーベリックスHC)らが登壇。2020年に他界したコビー・ブライアント(元レイカーズ)を除く当時のロスター11名とコーチ陣が集結して殿堂入りを祝った。
近い将来に現役を退くことが予想されているレブロンとポールは、殿堂入りの資格を取得すればすぐさま文句なしで選ばれることだろう。ただ、今年の殿堂入り式典ではハワードが“主役級”のインパクトを残したと言っていいはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
殿堂入り式典の会場で、ハワードは今の思いを『NBA TV』へ次のように語っていた。
「この式典で最高なのは、僕が2回殿堂入りすることだね。75周年記念チームについては、確かに傷ついたよ。あのチームに入れなかったことで、大きな平手打ちを食らったような気分だった。
でも今こうして殿堂入りすることで、自分がやってきたこと、アメリカ代表チームで金メダル獲得を助けたことを実感している。同じ年に2回も殿堂入りできるんだ。まるで神様が『君がここまで根気強く、一貫して待ち続けたことに報いてやろう。いつも祝福してくれてありがとう』と言ってくれたみたいさ」
ハワードが話したように、今年は2008年の北京オリンピックで金メダルを勝ち獲ったアメリカ代表、通称“リディームチーム”も殿堂入り。会場にはレブロン、カーメロ、カーメロのプレゼンターを務めたドゥエイン・ウェイド(元ヒートほか)、現役のクリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ジェイソン・キッド(現ダラス・マーベリックスHC)らが登壇。2020年に他界したコビー・ブライアント(元レイカーズ)を除く当時のロスター11名とコーチ陣が集結して殿堂入りを祝った。
近い将来に現役を退くことが予想されているレブロンとポールは、殿堂入りの資格を取得すればすぐさま文句なしで選ばれることだろう。ただ、今年の殿堂入り式典ではハワードが“主役級”のインパクトを残したと言っていいはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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