現地時間9月12日に行なわれたユーロバスケットの準決勝第1戦は、ドイツがフィンランドを98-86で下し、決勝進出を決めた。
序盤こそフィンランドが快調に得点を重ねてリードしたが、ドイツは第1クォーター終盤に逆転すると、その後はゲームの主導権を握り、第2クォーターには点差を最大19点まで拡大。しかしフィンランドも踏ん張り、第3クォーターには11-0のランで点差を1桁台に戻すも、逆転するまでには至らず、ドイツが勝利を手にした。
この試合で、チームのコンダクターとなったのはデニス・シュルーダー(サクラメント・キングス)だ。ゲームハイの26得点に加えて、ユーロバスケットの準決勝における歴代最多の12アシストを記録した。
試合後の取材エリアで、彼のトレードマークとも言える果敢なペネトレーションと、周りを動かす役割、そのふたつのバランスをどう取っているのかと聞かれると、31歳のベテランガードは時折、笑みを浮かべながらこう答えた。
「自分はただ試合の流れを読んでいるだけだ。最近は3ポイントをたくさん打っている。でも時々は、ゴール下に切り込むべきだね(笑)」
確かにこの大会では、シュルーダーはロングシュートでの活躍が目立っている。スタッツを見ても、2ポイントシュートの試投数63に対し3ポイントが58本(うち成功19本)。このフィンランド戦でも、9本打って4本を決めている。
「というか、ただ単にチームメイトが上手くできるポジションに持っていこうとしているだけなんだ。この試合でも、開始から5、6分の頃はフランツ(ヴァグナー/オーランド・マジック)、そのあとはアンドレアス・オブストや他の選手たち……といった感じにね。試合の流れを読んで、できるだけ最適な判断を下すことを常に意識している」
彼自身の言葉どおり、シュルーダーのゲームメークにおいては、特定のメンバーとの“ホットライン”が存在しているというよりは万遍なく仲間を使っていて、この試合で22得点をマークしたヴァグナーを筆頭にイザック・ボンガ、オスカー&トリステンのダ・シルバ兄弟、ヨハネス・ティーマンなど、コート上のあらゆるメンバーに得点につながるアシストを供給している。
序盤こそフィンランドが快調に得点を重ねてリードしたが、ドイツは第1クォーター終盤に逆転すると、その後はゲームの主導権を握り、第2クォーターには点差を最大19点まで拡大。しかしフィンランドも踏ん張り、第3クォーターには11-0のランで点差を1桁台に戻すも、逆転するまでには至らず、ドイツが勝利を手にした。
この試合で、チームのコンダクターとなったのはデニス・シュルーダー(サクラメント・キングス)だ。ゲームハイの26得点に加えて、ユーロバスケットの準決勝における歴代最多の12アシストを記録した。
試合後の取材エリアで、彼のトレードマークとも言える果敢なペネトレーションと、周りを動かす役割、そのふたつのバランスをどう取っているのかと聞かれると、31歳のベテランガードは時折、笑みを浮かべながらこう答えた。
「自分はただ試合の流れを読んでいるだけだ。最近は3ポイントをたくさん打っている。でも時々は、ゴール下に切り込むべきだね(笑)」
確かにこの大会では、シュルーダーはロングシュートでの活躍が目立っている。スタッツを見ても、2ポイントシュートの試投数63に対し3ポイントが58本(うち成功19本)。このフィンランド戦でも、9本打って4本を決めている。
「というか、ただ単にチームメイトが上手くできるポジションに持っていこうとしているだけなんだ。この試合でも、開始から5、6分の頃はフランツ(ヴァグナー/オーランド・マジック)、そのあとはアンドレアス・オブストや他の選手たち……といった感じにね。試合の流れを読んで、できるだけ最適な判断を下すことを常に意識している」
彼自身の言葉どおり、シュルーダーのゲームメークにおいては、特定のメンバーとの“ホットライン”が存在しているというよりは万遍なく仲間を使っていて、この試合で22得点をマークしたヴァグナーを筆頭にイザック・ボンガ、オスカー&トリステンのダ・シルバ兄弟、ヨハネス・ティーマンなど、コート上のあらゆるメンバーに得点につながるアシストを供給している。
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