現地時間9月16日、ヒューストン・ロケッツのケビン・デュラントが、ビジネスパートナーのリッチ・クライマンと共同設立した会社『Boardroom』と、ニュース専門放送局『CNBC』が開催したイベント「Game Plan conference」に出演した。
キャリア18年(実働17年)を誇るフォワードは、NBAでは大ベテランの部類に属する。これまで2度の優勝とファイナルMVP、シーズンMVP、得点王4度、オールスター選出15回、オールNBAチーム選出11回、75周年記念チーム入りと、引退後の殿堂入りが約束された実績を積み上げてきた。
今夏の大型トレードでフェニックス・サンズからロケッツへ移籍し、新天地ではアルペレン・シェングンやアメン・トンプソン、フレッド・ヴァンブリート、ジャバリ・スミスJr.といった新たな仲間たちと自身3度目のチャンピオンシップ獲得を目指すことになる。
メディアデーとトレーニングキャンプ初日の9月29日には37歳を迎える。今季のロケッツは10月6日からプレシーズンゲーム4試合をこなし、21日のレギュラーシーズン開幕初日に昨季王者のオクラホマシティ・サンダー戦が組まれている。
デュラントはNBA入りから毎シーズン平均20点以上を記録中。アキレス腱断裂のため2019-20シーズンは全休を強いられたが、現在は3シーズン連続でフィールドゴール成功率52.0%、3ポイント成功率40.0%をクリアしており、そのスコアリング能力に陰りは見られない。
一方で現行契約は今季限りのため、ロケッツと延長契約を結ぶかは気になるところ。もっとも、当の本人は残りのNBAキャリアについて聞かれると、こう返答した。
「できるだけ長くやりたいね。具体的な年数は設定していない。もちろん、引退については毎年考えているし、それがどんなものかも考えている。毎日そういった質問をされたら、考えざるを得ないからね」
現在、NBAでは40歳のレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、37歳のステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)ら大ベテランが依然トップレベルにあり、40歳のクリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)も十分ローテーション入りできる実力を有している。
誰もがいつかはコートから退く日が訪れるもの。ただし、デュラントの引退時期はまだ先のようだ。
「俺は今でもジムに行くのが楽しいんだ。毎日、上手くなるために戦うこと、NBA選手として努力することを楽しんでいる。40代になってもそうでありたいね。それまではプレーできるさ」
根っからの“バスケットボールジャンキー”であるデュラントは、あらゆる試合をチェックしつつ、黙々とトレーニングに励んで常にゲームシェイプを維持する本物のプロフェッショナルだ。
その圧巻のプレーとあふれ出る自信は日々の練習の裏返しであり、バスケットボールを心底愛しているからこそ。新天地で迎える今季も、コート内外でファンを楽しませてくれるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
「彼は頼られることを望まない」。ロケッツ指揮官が語るデュラント流のリーダーシップ「若手に対して成長を求める」<DUNKSHOOT>
「結局、彼はケビン・デュラントなんだよ」36歳KDの“年齢による衰え”を新同僚シェングンが一蹴<DUNKSHOOT>
「大好きな選手」デュラントとの共演に胸を躍らせるロケッツのスミスJr.「誰だってKDみたいになりたいと思っているさ」<DUNKSHOOT>
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今夏の大型トレードでフェニックス・サンズからロケッツへ移籍し、新天地ではアルペレン・シェングンやアメン・トンプソン、フレッド・ヴァンブリート、ジャバリ・スミスJr.といった新たな仲間たちと自身3度目のチャンピオンシップ獲得を目指すことになる。
メディアデーとトレーニングキャンプ初日の9月29日には37歳を迎える。今季のロケッツは10月6日からプレシーズンゲーム4試合をこなし、21日のレギュラーシーズン開幕初日に昨季王者のオクラホマシティ・サンダー戦が組まれている。
デュラントはNBA入りから毎シーズン平均20点以上を記録中。アキレス腱断裂のため2019-20シーズンは全休を強いられたが、現在は3シーズン連続でフィールドゴール成功率52.0%、3ポイント成功率40.0%をクリアしており、そのスコアリング能力に陰りは見られない。
一方で現行契約は今季限りのため、ロケッツと延長契約を結ぶかは気になるところ。もっとも、当の本人は残りのNBAキャリアについて聞かれると、こう返答した。
「できるだけ長くやりたいね。具体的な年数は設定していない。もちろん、引退については毎年考えているし、それがどんなものかも考えている。毎日そういった質問をされたら、考えざるを得ないからね」
現在、NBAでは40歳のレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、37歳のステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)ら大ベテランが依然トップレベルにあり、40歳のクリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)も十分ローテーション入りできる実力を有している。
誰もがいつかはコートから退く日が訪れるもの。ただし、デュラントの引退時期はまだ先のようだ。
「俺は今でもジムに行くのが楽しいんだ。毎日、上手くなるために戦うこと、NBA選手として努力することを楽しんでいる。40代になってもそうでありたいね。それまではプレーできるさ」
根っからの“バスケットボールジャンキー”であるデュラントは、あらゆる試合をチェックしつつ、黙々とトレーニングに励んで常にゲームシェイプを維持する本物のプロフェッショナルだ。
その圧巻のプレーとあふれ出る自信は日々の練習の裏返しであり、バスケットボールを心底愛しているからこそ。新天地で迎える今季も、コート内外でファンを楽しませてくれるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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