2023-24シーズン、ボストン・セルティックスは圧倒的な強さで16年ぶり18回目のリーグ王座に就いた。しかし、連覇を狙った昨季はプレーオフで大黒柱のジェイソン・テイタムがアキレス腱を断裂する大ケガを負い、カンファレンス準決勝で敗退した。
今夏はサラリーキャップ削減のため、優勝時の主力だったガードのドリュー・ホリデーとビッグマンのクリスタプス・ポルジンギスをトレードで放出。さらに控えのルーク・コーネットは移籍し、完全FA(フリーエージェント)のアル・ホーフォードも退団の可能性が高く、戦力は大幅に低下している。
上記のトレードでアンファニー・サイモンズ、FAでクリス・ブーシェイやルカ・ガルザらと契約したが、主砲テイタムの復帰時期は未定で、今季のセルティックスは上位進出どころか、プレーオフ進出すら危うい状況にある。
それでも生え抜きリーダーのジェイレン・ブラウンは、自身のライブ配信でこの危機をチャンスと捉え、チームを率いる覚悟を明確にした。
「セルティックスは新しい時代に入った。チームの半分がいなくなった。彼らの幸運を祈っている。素晴らしいチームメイトだったから、去るのは少し寂しいね。でも、これは新しい時代だ。すべてが変わり、シフトした感じだ」とブラウンは語った。
ブラウンは、ホリデーらの退団を惜しみつつも、サイモンズやブーシェイといった新加入選手のスキルを評価。彼らがコート上でうまく融合すればチーム力を高められると信じ、メディアのネガティブな報道にファンが惑わされないよう呼びかけた。
「集中を乱されることはない。『ストリーミングのせいで気が散っている』とか言われるだろうけど、今はこれまでの人生で最も集中している。メディアは物語を作ろうとするだろうが、やっていることは普段通りだ」
過去5シーズンでブラウンはオールスターに4回選出され、23年にオールNBA2ndチームに選出、24年にはカンファレンス・ファイナルMVPとファイナルMVPの2冠に輝くなど、リーグ屈指の2ウェイプレーヤーの1人として知られる。
一方で、長らく“テイタムの相棒”と見られてきたのも事実だ。
だが今季、ブラウンは初めて第1オプションの役割を担う。キャリア10年目のアニバーサリーイヤーに、自己ベストの数字を残し、チームをプレーオフ進出に導くことができれば、選手として新たなステージに突入することになるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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一方で、長らく“テイタムの相棒”と見られてきたのも事実だ。
だが今季、ブラウンは初めて第1オプションの役割を担う。キャリア10年目のアニバーサリーイヤーに、自己ベストの数字を残し、チームをプレーオフ進出に導くことができれば、選手として新たなステージに突入することになるだろう。
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