NBAの新シーズン開幕まで約3週間。激闘の幕が上がれば、怒涛の勢いで連日試合が繰り広げられていく。
そこで『THE DIGEST』では、開幕までに今季注目の記録を項目別に紹介していく。第1弾のポジション別得点ランキングに続き、今回はポジション別のキャリア通算/平均アシスト記録。まずはPG(ポイントガード)編だ。
※ポジションは、選手のキャリアにおける主要ポジションで振り分け。記録はすべてレギュラーシーズンのもの
■PG通算アシストTOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(1):ジョン・ストックトン/1万5806本
2位(2):クリス・ポール*/1万2499本
3位(3):ジェイソン・キッド/1万2091本
4位(5):スティーブ・ナッシュ/1万335本
5位(6): マーク・ジャクソン/1万334本
6位(7):マジック・ジョンソン/1万141点
7位(8):ラッセル・ウエストブルック*/9925本
8位(9):オスカー・ロバートソン/9887本
9位(10):アイザイア・トーマス/9061本
10位(11): ゲイリー・ペイトン/8966本
■PG平均アシストTOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(1):マジック・ジョンソン/11.2本
2位(2):ジョン・ストックトン/10.5本
3位(3):トレイ・ヤング*/9.8本
4位(4):オスカー・ロバートソン/9.5本
5位(5):アイザイア・トーマス/9.3本
6位(6):クリス・ポール*/9.2本
7位(7):ケビン・ジョンソン/9.1本
8位(8):ジョン・ウォール/8.9本
9位(9):ジェイソン・キッド/8.7本
10位(10):スティーブ・ナッシュ/8.5本
近年は自ら得点を取る攻撃型ガードが増えているが、基本的にはボールを回し、オフェンスの起点となるのが主な役割とあって、アシストはPGの専売特許。よってこのランキングでは、通算/平均ともPG内の順位≒リーグ全体の順位となっている。
唯一の例外は通算ランキングでレブロン・ジェームズが4位に入っていることで、平均部門では歴代の1~23位をPGが占めている(レブロンは平均7.4本で24位)。
各世代を代表する名パサーたちが名を連ねるなか、際立っているのが、それぞれのパートで首位に立つストックトンとマジックだ。
ストックトンはユタ・ジャズ一筋19年間で、前人未到の1万5000本を超えるアシストを記録。全盛期の1988~96年には驚異の9年連続でアシスト王に輝いた。正確無比なパスで相棒のカール・マローンと一時代を築いたことに加え、生涯で16度も82試合フル出場を達成した鉄人ぶりが、更新不可能な大記録へと押し上げた。
現役ではポールが昨年12月にキッドを抜き2位に浮上したが、今季限りでの引退を示唆していることを考えると、ストックトンの座を脅かす選手は当分出てこないだろう。ウエストブルックは1万本の大台が間近に迫るが、キャンプ開始時点でまだ所属先が決まっていない。
平均ランキングは、ストックトンを抑えてマジックが首位。1980年代にロサンゼルス・レイカーズを5度の優勝に導いた206cmの大型司令塔は、4度のアシスト王を含め9年連続で平均10本台をマーク。しかしまだ全盛期にあった91年にHIV感染で突如引退を余儀なくされ、ハイアベレージを残したままコートを去った。
この2大PGに続いて、3位に入るのが現役のヤング。昨季11.6本で初のアシスト王に輝いた27歳は、現在3シーズン連続で平均2桁を継続中。今季を含め、キャリアが終わる頃にどれほどの数字を残しているか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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※ポジションは、選手のキャリアにおける主要ポジションで振り分け。記録はすべてレギュラーシーズンのもの
■PG通算アシストTOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(1):ジョン・ストックトン/1万5806本
2位(2):クリス・ポール*/1万2499本
3位(3):ジェイソン・キッド/1万2091本
4位(5):スティーブ・ナッシュ/1万335本
5位(6): マーク・ジャクソン/1万334本
6位(7):マジック・ジョンソン/1万141点
7位(8):ラッセル・ウエストブルック*/9925本
8位(9):オスカー・ロバートソン/9887本
9位(10):アイザイア・トーマス/9061本
10位(11): ゲイリー・ペイトン/8966本
■PG平均アシストTOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(1):マジック・ジョンソン/11.2本
2位(2):ジョン・ストックトン/10.5本
3位(3):トレイ・ヤング*/9.8本
4位(4):オスカー・ロバートソン/9.5本
5位(5):アイザイア・トーマス/9.3本
6位(6):クリス・ポール*/9.2本
7位(7):ケビン・ジョンソン/9.1本
8位(8):ジョン・ウォール/8.9本
9位(9):ジェイソン・キッド/8.7本
10位(10):スティーブ・ナッシュ/8.5本
近年は自ら得点を取る攻撃型ガードが増えているが、基本的にはボールを回し、オフェンスの起点となるのが主な役割とあって、アシストはPGの専売特許。よってこのランキングでは、通算/平均ともPG内の順位≒リーグ全体の順位となっている。
唯一の例外は通算ランキングでレブロン・ジェームズが4位に入っていることで、平均部門では歴代の1~23位をPGが占めている(レブロンは平均7.4本で24位)。
各世代を代表する名パサーたちが名を連ねるなか、際立っているのが、それぞれのパートで首位に立つストックトンとマジックだ。
ストックトンはユタ・ジャズ一筋19年間で、前人未到の1万5000本を超えるアシストを記録。全盛期の1988~96年には驚異の9年連続でアシスト王に輝いた。正確無比なパスで相棒のカール・マローンと一時代を築いたことに加え、生涯で16度も82試合フル出場を達成した鉄人ぶりが、更新不可能な大記録へと押し上げた。
現役ではポールが昨年12月にキッドを抜き2位に浮上したが、今季限りでの引退を示唆していることを考えると、ストックトンの座を脅かす選手は当分出てこないだろう。ウエストブルックは1万本の大台が間近に迫るが、キャンプ開始時点でまだ所属先が決まっていない。
平均ランキングは、ストックトンを抑えてマジックが首位。1980年代にロサンゼルス・レイカーズを5度の優勝に導いた206cmの大型司令塔は、4度のアシスト王を含め9年連続で平均10本台をマーク。しかしまだ全盛期にあった91年にHIV感染で突如引退を余儀なくされ、ハイアベレージを残したままコートを去った。
この2大PGに続いて、3位に入るのが現役のヤング。昨季11.6本で初のアシスト王に輝いた27歳は、現在3シーズン連続で平均2桁を継続中。今季を含め、キャリアが終わる頃にどれほどの数字を残しているか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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