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薄毛に悩むNBA選手が頭に塗った“黒い粉”が相手選手に付着?動画拡散に本人は「AIも手に負えないな」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.11.06

NBA選手といえど、髪の悩みは尽きないようだ。(C)Getty Images

 NBA選手といえど1人の男、髪の悩みは尽きないのだろうか。

 現地時間11月5日(日本時間6日、日付は以下同)、ボストン・セルティックスは本拠地TDガーデンでワシントン・ウィザーズと対戦。136-107で圧勝し、今季成績をイースタン・カンファレンス10位の4勝5敗(勝率44.4%)とした。

 この試合、セルティックスの勝利の原動力となったのがジェイレン・ブラウンだ。2024年のファイナルMVPは、相棒ジェイソン・テイタムが故障離脱中のチームを力強く牽引。25分53秒のプレータイムで35得点(フィールドゴール13/21、3ポイント2/4、フリースロー7/9)、5リバウンド、5アシスト、1スティールと圧巻のスタッツを残した。
 
 ただ、見事な活躍とは別の形でもうひとつ、この試合のブラウンの"あるシーン"に注目が集まった。第3クォーター中盤、ブラウンがドライブを仕掛けるも、キーショーン・ジョージの好守に阻まれオフェンシブ・ファウルに。その際、ブラウンの頭が激突したジョージの左肩付近に、謎の黒い染みが付着したのだ。

 この正体はおそらく、薄毛に悩むブラウンが頭皮に振りかけている、髪の密度を増やすための黒いヘアスプレー。ブラウン本人は自身のXで、この部分が切り抜かれた動画を引用し「AIが手に負えなくなってきてるな」と投稿。AIによるフェイク動画であると主張したが、これは否定ではなく自虐風ジョークと捉えるべきだろう。なぜなら、ブラウンの"黒い染み付着事件"はこれが初めてではない上、本人も髪が薄くなっていることを打ち明けているからだ。

 10月24日のニューヨーク・ニックス戦や26日のデトロイト・ピストンズ戦でも、同じように接触した相手選手のジャージーに黒い染みが付着。そのシーンがSNSで拡散されたほか、『NBA on ESPN』の人気コーナーで、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)やチャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか)らが選手たちの珍プレーを面白おかしく紹介する『Shaqtin' A Fool』でも取り上げられ、広く認知されるようになってしまったのだ。
 
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ブラウンが薄毛になった原因は…