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NBA

ドンチッチとの対戦成績で5戦全敗となったウェンバンヤマ「ルカはスカウティングが最も難しい選手の1人。誰よりもゲームを熟知している」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.11.07

ウェンバンヤマ(右)がNBA入りした2023年以降、5度の対戦経験がある2人だが、いずれもドンチッチ(左)に軍配が上がっている。(C)Getty Images

ウェンバンヤマ(右)がNBA入りした2023年以降、5度の対戦経験がある2人だが、いずれもドンチッチ(左)に軍配が上がっている。(C)Getty Images

 現地時間11月5日、ロサンゼルス・レイカーズは、ホームのクリプトドットコム・アリーナにサンアントニオ・スパーズを迎えた一戦を118-116で競り勝ち、連勝を5へと伸ばした。

 坐骨神経痛で開幕から欠場しているレブロン・ジェームズに加え、今季平均31.1点、5.1リバウンド、9.3アシストを残すオースティン・リーブスも鼠径部の負傷で欠くなか、レイカーズは攻守両面で粘り強く戦い抜いた。

 ルカ・ドンチッチが3部門でゲームハイとなる35得点、13アシスト、5スティールに9リバウンド、2ブロックと大暴れ。さらにディアンドレ・エイトンが22得点、10リバウンド、2ブロック、マーカス・スマートが17得点、5リバウンド、5アシスト、八村塁が15得点を記録。

 スパーズでは、19得点、8リバウンド、3アシストのヴィクター・ウェンバンヤマを筆頭に、計7選手が2桁得点をマーク。48分間のうち約35分にわたってリードを保持するも、第4クォーターにフィールドゴール成功率36.8%(7/19)、3ポイント成功率20.0%(2/10)で20得点と沈黙し、悔しい敗戦となった。
 
 大黒柱のウェンバンヤマはこの試合、チーム最多得点こそ残すも、フィールドゴール成功率は35.7%(5/14)で、3ポイントは2本ともミス。残り1分40秒には八村の好守によってオフェンシブ・ファウルを喫して退場と、レイカーズの守備に苦戦した。

 そしてこの試合を終えて、ドンチッチとの直接対決は5戦全敗に。224cmという驚異的なサイズを誇る21歳の若手スターは、同じ欧州の先輩について「ルカはスカウティングが最も難しい選手の1人なんだ。誰よりもゲームを熟知していて、マスターしているからね。彼に勝ったことは一度もないんだ」と話していた。

 26歳のドンチッチは、今季5試合に出場して平均40.0点に11.0リバウンド、9.2アシスト、2.00スティールと驚異的な数値を叩き出している。

 シーズン最初の5試合で200得点に到達したが、これは1962-63シーズンに264得点、61-62シーズンに256得点を記録したウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ・ウォリアーズほか)に次ぐ、NBA史上3番目のハイスコアだ。
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