昨季のトロント・ラプターズは、イースタン・カンファレンス5位の46勝36敗(勝率56.1%)を残し、4シーズンぶりのプレーオフ出場を飾った。1回戦で第4シードのクリーブランド・キャバリアーズに3勝4敗で惜敗したものの、未来に希望を抱かせる結果となった。
ロスターにはスコッティ・バーンズを筆頭に伸び盛りの若手が多く、現在の体制を維持していくものと思われた。しかしフロントは今夏、2019年にラプターズに球団初優勝をもたらしたカワイ・レナードをロサンゼルス・クリッパーズからトレードで呼び戻した。
この取引でチームはブランドン・イングラムとグレイディ・ディックを放出。さらにFA(フリーエージェント)戦線でサンドロ・マムケラシュビリがロサンゼルス・レイカーズへ移籍したが、スーパースターのレナード獲得でイースト上位を狙える布陣が完成した。
今季のラプターズはバックコートにイマニュエル・クイックリーとRJ・バレット、フロントコートにはスコッティ・バーンズ、レナード、ヤコブ・パートルを先発で起用する見込み。ベンチにはジャマール・シェッドやジャコビー・ウォルター、コリン・マレー・ボイルズ、カイル・アンダーソン、トレイス・ジャクソン・デイビスらが控えている。
先月、チーム公式サイトが公開したトレードの舞台裏『Open Gym』で、レナードは7年ぶりに復帰した古巣について次のように語っていた。
「何かを奪うためにここへ来たんじゃない。チームのビジョンやスコッティをサポートしたいし、ただ勝ちたいんだ。もしここがスコッティのチームだと言うなら、それは彼のチームだ。みんなが勝てるように、必要なことは何でもしたいと思っている」
レナードにとって、ラプターズは2018-19シーズンに所属した古巣。同年にラプターズは球団初優勝を勝ち獲り、自身がファイナルMVPを受賞したが、シーズン終了後にクリッパーズへ移籍していた。
当時の優勝メンバーで現在もチームに残っているのは、復帰のレナードを除くと皆無。フレッド・ヴァンブリート(現ヒューストン・ロケッツ)やパスカル・シアカム(現インディアナ・ペイサーズ)は現役を続けているが、マルク・ガソルやカイル・ラウリーなど多くの選手はすでに引退している。
7年の時を経て帰ってきたレナードは、今度はバーンズを中心とする新生ラプターズをどこまで押し上げられるか。自身が再び栄冠をもたらすことができれば、“トロントの英雄”、そして“優勝請負人”として、再びその名を刻むことになる。
文●秋山裕之(フリーライター)
ラプターズ帰還のレナード、前回は在籍1年だったが…「彼が望んでいるのはトロントで引退し、キャリアを終えること」と現地記者<DUNKSHOOT>
「信じられなかった」。2019年ラプターズ優勝メンバーがレナードのFA移籍を回想「彼は残るだろうと思っていた」<DUNKSHOOT>
「健康なら史上最高の選手の1人かも」“絶好調”レナードをエドワーズが絶賛「100%の状態なら、誰も止められない」<DUNKSHOOT>
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今季のラプターズはバックコートにイマニュエル・クイックリーとRJ・バレット、フロントコートにはスコッティ・バーンズ、レナード、ヤコブ・パートルを先発で起用する見込み。ベンチにはジャマール・シェッドやジャコビー・ウォルター、コリン・マレー・ボイルズ、カイル・アンダーソン、トレイス・ジャクソン・デイビスらが控えている。
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「何かを奪うためにここへ来たんじゃない。チームのビジョンやスコッティをサポートしたいし、ただ勝ちたいんだ。もしここがスコッティのチームだと言うなら、それは彼のチームだ。みんなが勝てるように、必要なことは何でもしたいと思っている」
レナードにとって、ラプターズは2018-19シーズンに所属した古巣。同年にラプターズは球団初優勝を勝ち獲り、自身がファイナルMVPを受賞したが、シーズン終了後にクリッパーズへ移籍していた。
当時の優勝メンバーで現在もチームに残っているのは、復帰のレナードを除くと皆無。フレッド・ヴァンブリート(現ヒューストン・ロケッツ)やパスカル・シアカム(現インディアナ・ペイサーズ)は現役を続けているが、マルク・ガソルやカイル・ラウリーなど多くの選手はすでに引退している。
7年の時を経て帰ってきたレナードは、今度はバーンズを中心とする新生ラプターズをどこまで押し上げられるか。自身が再び栄冠をもたらすことができれば、“トロントの英雄”、そして“優勝請負人”として、再びその名を刻むことになる。
文●秋山裕之(フリーライター)
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