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NBA

「優勝する瞬間まで待つ理由はない」ウェンバンヤマが見据えるスパーズの新時代と自身のキャリア<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.11.05

ウェンバンヤマが現在のスパーズと自身の立場について語った。(C)Getty Images

ウェンバンヤマが現在のスパーズと自身の立場について語った。(C)Getty Images

 NBAキャリア4年目の今季、サンアントニオ・スパーズのヴィクター・ウェンバンヤマは、“MVP筆頭候補”となっている。224㎝・107㎏と誰もが羨むようなサイズを持つウェンバンヤマだが、現地時間10月20日(日本時間21日、日付は以下同)に行なわれたオクラホマシティ・サンダーとの開幕戦ではつまずいた。

 13リバウンド、3アシスト、6ブロックを残したものの、サンダーの鍛え上げられた堅守に苦戦し、フィールドゴール成功率7.7%(1/13)とシュートが絶不調。フリースローで10得点を稼ぐもチームは敗れ、続く23日のヒューストン・ロケッツ戦でも終盤に同点を狙ったショットがアメン・トンプソンにブロックされ、4点差で惜敗した。

 しかし、3戦目のダラス・マーベリックス戦で今季初勝利を手にすると、11月2日のユタ・ジャズ戦まで5連勝。ウエスタン・カンファレンス6位の5勝2敗とした。

 ウェンバンヤマは31日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で43得点、7リバウンド、4アシスト、6ブロックの大暴れを見せるなど、開幕7試合を終えて平均25.7点、10.7リバウンド、3.3アシスト、1.3スティールにリーグトップの4.0ブロックを残している。

 そんなウェンバンヤマは11月1日、1968年の放送開始以来、長年にわたって人気を集めるテレビ番組『60 Minutes』に出演。
 
 昨季のスパーズはウエストを勝ち上がってNBAファイナルに進出し、ニューヨーク・ニックスに1勝4敗で敗れたものの、球団史上6度目の優勝にあと一歩まで迫った。新たな時代を迎えたチームについて、ウェンバンヤマは次のように語っている。

「スパーズは新たな時代を迎えたんだと思う。これまでいろんなことがあったけど、今はヤングコアが中心のチームだから、当分はドラフト上位指名権を狙うようなチームにはならないはずさ。僕らは新たな時代にいる。スパーズのファンのみんなも、この新しい時代にふわさしいと感じているよ」

 今季のスパーズは、ウェンバンヤマを中心に、ディアロン・フォックス、ステフォン・キャッスル、ディラン・ハーパーのスリーガードにデビン・ヴァッセルを加えた先発陣を形成。ベンチにはジュリアン・シャンパニーやケルドン・ジョンソン、ルーク・コーネット、ハリソン・バーンズらが控えている。

 ふくらはぎのケガで離脱している新加入フォワードのトバイアス・ハリスが復帰すれば、ローテーションに変化が生じる可能性もある。それでも、チームが現在の好調を維持できれば、今の布陣を継続する選択肢も十分に考えられる。
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