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バスケW杯

八村塁、厳しいマークに苦しみ不完全燃焼…「100%のプレーができなかった」と反省の言葉も

ダンクシュート編集部

2019.09.01

大黒柱の八村には、常に複数人のディフェンダーがマークについた。(C)Getty Images

大黒柱の八村には、常に複数人のディフェンダーがマークについた。(C)Getty Images

FIBAワールドカップ・1次ラウンド/9月1日(日)
日本 67-86 トルコ


 FIBAワールドカップ1次ラウンド第1戦の日本対トルコが9月1日、中国の上海で行なわれた。日本は格上相手に健闘したものの、最終的に21点差をつけられ大敗。試合後、フジテレビのフラッシュインタビューに応じた八村塁は、初のワールドカップでの戦いぶりについて次のように振り返った。

「世界の強さを感じられたのもあったが、攻守でリズムに乗れず100%のプレーができなかった」

 その言葉通り、第1クォーターの日本はトルコ相手に次々と得点を許し、さらに5ターンオーバーとミスも連発。12-28と序盤から差を広げられてしまった。


 八村自身も徹底マークに遭い、ボールを持つことすら許されず。ようやくパスを受けても、その瞬間に2、3人のディフェンダーに取り囲まれた。「ディフェンスは明らかに厳しかった。相手も勝つためにスカウティングし、僕がプレーしづらいように守ってきたので、今後はチームとして作戦を立てていかなければいけないと思う」と本人が話したように、次戦以降に向けてオフェンスシステムをテコ入れする必要があるだろう。
 それでも、試合のなかで見せ場は作った。特に第2クォーター終了間際には、アーサン・イリャソワ(バックス)の上から強烈なワンハンドダンクをお見舞い。しかし「チームが負けたので何とも言えない。僕がしっかりできなかったのが結果として出てしまったので」と反省の言葉を並べた。

 9月3日のチェコ戦に向けては「トルコのようなチームだと予想しているので、もう一度フィルムを見直して、修正できるところを直してしっかり準備したい」とコメント。日本のエースは次の試合に向けて気持ちを切り替えていた。

構成●ダンクシュート編集部
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