5月15日(日本時間16日、日付は以下同)にYouTubeへ公開された『ESPN』の番組"The Jump"に、ポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)がゲストとして出演した。
キャリア19シーズンのうち、最初の15シーズンをセルティックスでプレーしたピアースは、勝負どころに滅法強いクラッチプレーヤーとして君臨。2007年夏にケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)、レイ・アレン(元セルティックスほか)とともに"ビッグ3"を形成し、翌07-08シーズンにフランチャイズ史上17度目の優勝をもたらした。
リーグ有数の技巧派スコアラーとして活躍してきたピアースは、通算10度のオールスター、4度のオールNBAチーム選出を誇るレジェンドであり、来年のバスケットボール殿堂入りが確実視されているレジェンドである。
"The Truth"(本物)というニックネームで親しまれたピアースだが、現役時代に「死ぬほど怖かった」エピソードを番組内で明かした。
「俺は彼とはマッチアップしなかった。でもピック&ロールではスイッチして彼をガードすることになると分かってたんだ。嘘を言うつもりはない。俺は死ぬほど怖かったんだ」
ピアースが言う"彼"とは、1990年代後半から2000年代中盤にかけてリーグ最高級のスコアラーとして大暴れしたアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)。
シクサーズやデンバー・ナゲッツなどでプレーしたアイバーソンは183㎝・74㎏の小兵ながら、疲れ知らずのスタミナと強靭なメンタル、そしてNBA史上トップレベルのボールハンドリングとクイックネスを駆使し、キャリア14シーズンで4度の得点王に輝いたスコアラーだ。
キャリア平均26.7点はNBA歴代7位。特に電光石火のクイックネスと巧みなボールハンドリングから繰り出すクロスオーバーは超一級品。右から抜いてくると分かっていても止められないほど抜群のキレ味を誇り、その速さについていくことができない選手たちがいた。ピアースはこう続けていた。
「俺はディフェンスすることはできた。でもアレン・アイバーソンには付いていくことができないと分かってたんだ。『Sports Center』のハイライトを毎晩観ていると、彼は誰かを欺いていたよ。俺がスイッチしてガードする時というのは、彼の活躍を許すディフェンスをしてしまった。得意なムーブで抜かれていたものさ」
キャリア19シーズンのうち、最初の15シーズンをセルティックスでプレーしたピアースは、勝負どころに滅法強いクラッチプレーヤーとして君臨。2007年夏にケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)、レイ・アレン(元セルティックスほか)とともに"ビッグ3"を形成し、翌07-08シーズンにフランチャイズ史上17度目の優勝をもたらした。
リーグ有数の技巧派スコアラーとして活躍してきたピアースは、通算10度のオールスター、4度のオールNBAチーム選出を誇るレジェンドであり、来年のバスケットボール殿堂入りが確実視されているレジェンドである。
"The Truth"(本物)というニックネームで親しまれたピアースだが、現役時代に「死ぬほど怖かった」エピソードを番組内で明かした。
「俺は彼とはマッチアップしなかった。でもピック&ロールではスイッチして彼をガードすることになると分かってたんだ。嘘を言うつもりはない。俺は死ぬほど怖かったんだ」
ピアースが言う"彼"とは、1990年代後半から2000年代中盤にかけてリーグ最高級のスコアラーとして大暴れしたアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)。
シクサーズやデンバー・ナゲッツなどでプレーしたアイバーソンは183㎝・74㎏の小兵ながら、疲れ知らずのスタミナと強靭なメンタル、そしてNBA史上トップレベルのボールハンドリングとクイックネスを駆使し、キャリア14シーズンで4度の得点王に輝いたスコアラーだ。
キャリア平均26.7点はNBA歴代7位。特に電光石火のクイックネスと巧みなボールハンドリングから繰り出すクロスオーバーは超一級品。右から抜いてくると分かっていても止められないほど抜群のキレ味を誇り、その速さについていくことができない選手たちがいた。ピアースはこう続けていた。
「俺はディフェンスすることはできた。でもアレン・アイバーソンには付いていくことができないと分かってたんだ。『Sports Center』のハイライトを毎晩観ていると、彼は誰かを欺いていたよ。俺がスイッチしてガードする時というのは、彼の活躍を許すディフェンスをしてしまった。得意なムーブで抜かれていたものさ」