1990年代のNBAは、マイケル・ジョーダンとシカゴ・ブルズの時代だった。圧倒的なパフォーマンスで数々の個人賞に輝いたジョーダンに率いられ、ブルズは2度の3連覇を達成。王朝を築き上げ、このディケイドを支配したと言っていい。
だがジョーダンが1999年に2度目の現役引退を表明すると、NBAは群雄割拠の時代に突入。数多くの個性豊かなスーパースターたちがリーグを席巻したが、ここでは5月20日(日本時間21日、日付は以下同)に『Sports Illustrated』に掲載された、2000年代のシーズンごとのベストプレーヤーたちを紹介していきたい。※チーム名は略称、所属は当時のもの
■1999-2000シーズン:シャキール・オニール(レイカーズ)
次点:アロンゾ・モーニング(ヒート)、カール・マローン(ジャズ)
■2000-01シーズン:シャキール・オニール(レイカーズ)
次点:ティム・ダンカン(スパーズ)、アレン・アイバーソン(シクサーズ)
最初の2シーズンのベストプレーヤーに連続で選出されたのはシャックだ。ブルズを6度の優勝へ導いた名将フィル・ジャクソン・ヘッドコーチ(HC)の下、真のスーパースターへと脱皮した怪物ビッグマンは、1999-2000シーズンはいずれも自己ベストの平均40.0分、29.7点、3.8アシストに加え、キャリア2位となる13.6リバウンド、3.0ブロックの好成績をマーク。シーズンMVPに輝いたほか、プレーオフでもモンスタースタッツを連発し、自身初優勝を飾った。
翌2000-01シーズンは若干数字を落としたものの、その支配力は健在。コビー・ブライアントとのデュオはさらに破壊力を増し、プレーオフでは1敗を喫したのみで2連覇を達成した。
■2001-02シーズン:ティム・ダンカン(スパーズ)
次点:シャキール・オニール(レイカーズ)、ジェイソン・キッド(ネッツ)
■2002-03シーズン:ティム・ダンカン(スパーズ)
次点:ケビン・ガーネット(ウルブズ)、コビー・ブライアント(レイカーズ)
2001-02、2002-03シーズンに2年連続でシーズンMVPに輝いたダンカンは、2003年のプレーオフ、カンファレンス準決勝でレイカーズを撃破。4連覇の悲願を打ち砕くとともに、ニュージャージー・ネッツとのファイナルでは平均44.0分、24.2点、17.0リバウンド、5.3アシスト、5.3ブロックとペイントエリアを完全に制圧し、スパーズに2度目の優勝をもたらした。
だがジョーダンが1999年に2度目の現役引退を表明すると、NBAは群雄割拠の時代に突入。数多くの個性豊かなスーパースターたちがリーグを席巻したが、ここでは5月20日(日本時間21日、日付は以下同)に『Sports Illustrated』に掲載された、2000年代のシーズンごとのベストプレーヤーたちを紹介していきたい。※チーム名は略称、所属は当時のもの
■1999-2000シーズン:シャキール・オニール(レイカーズ)
次点:アロンゾ・モーニング(ヒート)、カール・マローン(ジャズ)
■2000-01シーズン:シャキール・オニール(レイカーズ)
次点:ティム・ダンカン(スパーズ)、アレン・アイバーソン(シクサーズ)
最初の2シーズンのベストプレーヤーに連続で選出されたのはシャックだ。ブルズを6度の優勝へ導いた名将フィル・ジャクソン・ヘッドコーチ(HC)の下、真のスーパースターへと脱皮した怪物ビッグマンは、1999-2000シーズンはいずれも自己ベストの平均40.0分、29.7点、3.8アシストに加え、キャリア2位となる13.6リバウンド、3.0ブロックの好成績をマーク。シーズンMVPに輝いたほか、プレーオフでもモンスタースタッツを連発し、自身初優勝を飾った。
翌2000-01シーズンは若干数字を落としたものの、その支配力は健在。コビー・ブライアントとのデュオはさらに破壊力を増し、プレーオフでは1敗を喫したのみで2連覇を達成した。
■2001-02シーズン:ティム・ダンカン(スパーズ)
次点:シャキール・オニール(レイカーズ)、ジェイソン・キッド(ネッツ)
■2002-03シーズン:ティム・ダンカン(スパーズ)
次点:ケビン・ガーネット(ウルブズ)、コビー・ブライアント(レイカーズ)
2001-02、2002-03シーズンに2年連続でシーズンMVPに輝いたダンカンは、2003年のプレーオフ、カンファレンス準決勝でレイカーズを撃破。4連覇の悲願を打ち砕くとともに、ニュージャージー・ネッツとのファイナルでは平均44.0分、24.2点、17.0リバウンド、5.3アシスト、5.3ブロックとペイントエリアを完全に制圧し、スパーズに2度目の優勝をもたらした。