昨年のプレーオフ、トロント・ラプターズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズによるイースタン・カンファレンス準決勝は、第6戦を終えて互いに3勝3敗のイーブン。最終第7戦も、残り4.2秒にジミー・バトラー(現マイアミ・ヒート)がファーストブレイクからレイアップを沈め、シクサーズが土壇場で90-90のタイスコアへと持ち込む大激戦となった。
そして迎えた、ラプターズ最後のポゼッション。マルク・ガソルのスローインを受け取ったカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)は、円を描くように右コーナーへとドライブ。ベン・シモンズを抜き去り、213cmのジョエル・エンビード越しに高いアーチを描いたジャンパーを放つ。
そのショットは一度リングの手前で跳ね上がり、何度か弾んだのちにネットへ吸い込まれる。劇的な結末の末に、ラプターズがカンファレンス決勝進出を決めた瞬間だった。
そのシーンをベンチから見守っていたダニー・グリーン(現ロサンゼルス・レイカーズ)は「ボールがバウンドした1秒間は、少なくとも45秒くらいに感じたね。それでボールがリングを回り始めたんだ。カメラが捉えた映像だとほんの一瞬のように見えるけど、実際にあの場にいた立場からすれば『ボールはずっと回っているんじゃないか?』『ずっとバウンドし続けるんじゃないか?』と思ったよ」と『CBS Sports』にコメント。シリーズを決着させるブザービーターが決まり、選手やコーチ、関係者、スコシアバンク・アリーナに集まった地元トロントのファンなど、ラプターズに関わるすべての人々が喜びを爆発させたのは言うまでもない。
当時のラプターズでレナードに次ぐスコアラーとして活躍したパスカル・シアカムも、5月27日(日本時間28日、日付は以下同)に出演した『NBA on TNT』のアーニー・ジョンソンとのTwitter livestreamで、この時の様子を次のように回想した。
「俺はあの時フロアにいて、ボールが跳ねているのを見ていた。何回バウンドしたんだろう。12回くらい跳ねてから入ったんじゃないかな」
そして迎えた、ラプターズ最後のポゼッション。マルク・ガソルのスローインを受け取ったカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)は、円を描くように右コーナーへとドライブ。ベン・シモンズを抜き去り、213cmのジョエル・エンビード越しに高いアーチを描いたジャンパーを放つ。
そのショットは一度リングの手前で跳ね上がり、何度か弾んだのちにネットへ吸い込まれる。劇的な結末の末に、ラプターズがカンファレンス決勝進出を決めた瞬間だった。
そのシーンをベンチから見守っていたダニー・グリーン(現ロサンゼルス・レイカーズ)は「ボールがバウンドした1秒間は、少なくとも45秒くらいに感じたね。それでボールがリングを回り始めたんだ。カメラが捉えた映像だとほんの一瞬のように見えるけど、実際にあの場にいた立場からすれば『ボールはずっと回っているんじゃないか?』『ずっとバウンドし続けるんじゃないか?』と思ったよ」と『CBS Sports』にコメント。シリーズを決着させるブザービーターが決まり、選手やコーチ、関係者、スコシアバンク・アリーナに集まった地元トロントのファンなど、ラプターズに関わるすべての人々が喜びを爆発させたのは言うまでもない。
当時のラプターズでレナードに次ぐスコアラーとして活躍したパスカル・シアカムも、5月27日(日本時間28日、日付は以下同)に出演した『NBA on TNT』のアーニー・ジョンソンとのTwitter livestreamで、この時の様子を次のように回想した。
「俺はあの時フロアにいて、ボールが跳ねているのを見ていた。何回バウンドしたんだろう。12回くらい跳ねてから入ったんじゃないかな」