NBA

レイカーズの優勝に黄信号⁉ベテランPGのロンドが右手親指の骨折で長期離脱に

ダンクシュート編集部

2020.07.13

練習中に右手親指を骨折したロンド。10年ぶりの優勝を狙うレイカーズに黄信号だ。(C)Getty Images

 10年ぶりのリーグ制覇を狙うロサンゼルス・レイカーズに、暗雲が立ち込めている。

 7月12日(日本時間13日、日付は以下同)、オーランドのバブル内で行なわれた練習中に、ラジョン・ロンドが右手親指を骨折。ケガの詳細な情報は発表されていないが、手術を受ける必要があり、6~8週間の離脱が予想されている。

 今季のレイカーズは、大半の時間帯でレブロン・ジェームズが先発ポイントガード(PG)を務めてきた。そのバックアップとして重要な役割を果たしていたのがロンドで、ここまで48試合に出場し、平均20.5分のプレータイムでチーム2位の5.0アシストをマークしていた。
 
 現在のロースターにおいて、PGをこなせるのはレブロン、ロンド、アレックス・カルーソ、クイン・クックの4人。ただ、カルーソとクックはどちらかと言えばスコアラー型で、プレーメークができる司令塔タイプはレブロンとロンドのみ。そのため、レブロンにかかる負担が増大することは明らかだ。

 NBAファイナルが始まるのは9月末からのため、それまでに復帰できる可能性は十分にある。ただ、群雄割拠のウエストを頼れるベテラン抜きで勝ち上がるのは容易ではなく、もし勝ち上がれたとしても、実戦から半年以上も離れたロンドのコンディションや、司令塔を1人で務め続けなければならないレブロンの肉体的、精神的な疲労も気になるところ。ロンドの離脱により、レイカーズの優勝に黄信号が灯ってしまったかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

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