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バスケW杯

スペインが3大会ぶり2度目のW杯王者に!大会MVPのルビオを軸に決勝でアルゼンチンを撃破

ダンクシュート編集部

2019.09.16

ルビオはこの大一番で20得点・7リバウンド・3アシストの活躍。チームを優勝に導き、大会MVPに選ばれた(C)Getty Images

ルビオはこの大一番で20得点・7リバウンド・3アシストの活躍。チームを優勝に導き、大会MVPに選ばれた(C)Getty Images

FIBAワールドカップ・決勝戦/9月15日(日)/(北京)
アルゼンチン 75-95 スペイン
アルゼンチン|14|17|16|28|
スペイン|23|20|23|29|


 9月15日、FIBAワールドカップは決勝を行ない、スペインが95-75でアルゼンチンを下し、3大会ぶり2度目の王者に就いた。

 スペインは第1クォーターからマルク・ガソルやリッキー・ルビオがテンポよく得点を重ね、14-2とスタートダッシュに成功。アルゼンチンもニコラス・ブルッシーノの連続3ポイントを皮切りに10連続得点と反撃を仕掛けるが、追いつくまでには至らない。

 第2クォーターに入ると、スペインはルディ・フェルナンデスの3ポイントやベンチのヴィリー・エルナンゴメスがそれぞれの仕事をキッチリ果たし、43-31とリードを広げて前半を終えた。

 後半もルビオやガソル、セルヒオ・ユリュらが次々と加点し、スペインは第3クォーター終了時に19点差をつける。何とか点差を縮めたいアルゼンチンは高い位置からプレッシャーをかけて相手のミスを誘い、第4クォーター残り4分半には12点差まで迫ったが反撃もここまで。その後、フリースローを着実に決めたスペインが20点差でアルゼンチンを下し、頂点に立った。
 
 スペインはルビオが20得点・7リバウンド、ガソルが14得点・7リバウンド・7アシスト、控えのリュルが15得点、フェルナンデスが11得点・10リバウンドをマーク。
 一方のアルゼンチンはガブリエル・デックが24得点、ニコラス・ラプロピットラが17得点をあげたが、エースのルイス・スコラがスペインのディフェンスに苦しみ、8得点、フィールドゴール10本中1本の成功に終わったことが響き、2度目の優勝はならなかった。
 試合後に発表された大会MVPにはルビオが選出。大会ベスト5には優勝したスペインからそのルビオとガソル、アルゼンチンからスコラ、フランスのエバン・フォーニエ、セルビアのボグダン・ボグダノビッチが選ばれている。

 また、決勝の前に行なわれたフランスとオーストラリアの3位決定戦では、第3クォーターまでオーストラリアがリードを奪っていたが、フランスはフォーニエやニコラ・バテュームの3ポイントなどで反撃を開始。守備ではオーストラリアから19個のターンオーバーを誘発し、67-59で逆転勝ち。フランスは2大会連続の3位に入った。

 史上初の大会3連覇を狙ったアメリカは準々決勝でフランスに敗れ、国際大会の連勝が58でストップし、5~8位決定戦ではセルビアにも敗退。14日の7、8位決定戦でポーランドに勝利したものの、史上最低となる7位で大会を終えている。

構成●ダンクシュート編集部
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