9月17日、日本代表の馬場雄大が、NBAダラス・マーベリックスのトレーニングキャンプに参加することを会見で発表。そして20日、マーベリックスからも詳細は未公表ながら、馬場と契約合意したことがリリースで伝えられた。
「(7月の)サマーリーグ、その前のキャンプと自分の強みを見せることができてこういった経緯になりました。自分の夢であるNBA、アメリカでプレーすることへの第一歩が始められる。僕自身ワクワクしています」
馬場は会見で、NBA入りを目指す挑戦の本格的なスタートに向けて自身の気持ちを率直に語った。
23歳の若武者は高校時代から世代別の日本代表に選出されるなど、将来を嘱望された存在だった。同世代の渡邊雄太、八村塁と同じく高校3年時にはアメリカのNCAA1部でプレーできる素材の持ち主と評する声もあったほどだが、筑波大に進学し日本国内に留まった。 筑波大では1年時から中心的存在となり、インカレ3連覇に導くなど大学界では敵なしの大暴れを見せる。すると4年時には同大バスケ部を離れ、現役大学生ながらプロに転向。Bリーグの強豪アルバルク東京(A東京)に入団する。A東京でも1年目から主力を務め、2018、19年のリーグ連覇に貢献。昨季のファイナルでは12得点、12リバウンド、6アシスト、2スティールとオールラウンドな活躍でMVPに輝いた。
このように大学1年時から5シーズン連続で日本一の座に立つなど、国内で圧倒的な実績を残してきた馬場は今夏、かねてから公言してきたNBA選手になる夢に向かって始動する。その第一段階として、マーベリックスの一員として若手の登竜門であるサマーリーグへの出場を果たすと、4試合の出場で平均12分出場、4.0点、2.3リバウンドを記録。スタッツ自体に傑出した部分はなかったが、ことサマーリーグレベルにおいては他の選手たちと遜色ない身体能力に加え、攻守にわたってエナジー満点のハッスルプレーやインサイドへのアタックなどでインパクトを与えた。
また、日本代表が13年ぶりに出場したワールドカップにおいても、その存在感は際立っていた。特に世界ランク1位のアメリカ戦ではチームが45-98と大敗するなかで、18得点と孤軍奮闘。最後まで諦めずに果敢にプレーした姿を試合後、相手エースのドノバン・ミッチェルが賞賛したほどだった。
「(7月の)サマーリーグ、その前のキャンプと自分の強みを見せることができてこういった経緯になりました。自分の夢であるNBA、アメリカでプレーすることへの第一歩が始められる。僕自身ワクワクしています」
馬場は会見で、NBA入りを目指す挑戦の本格的なスタートに向けて自身の気持ちを率直に語った。
23歳の若武者は高校時代から世代別の日本代表に選出されるなど、将来を嘱望された存在だった。同世代の渡邊雄太、八村塁と同じく高校3年時にはアメリカのNCAA1部でプレーできる素材の持ち主と評する声もあったほどだが、筑波大に進学し日本国内に留まった。 筑波大では1年時から中心的存在となり、インカレ3連覇に導くなど大学界では敵なしの大暴れを見せる。すると4年時には同大バスケ部を離れ、現役大学生ながらプロに転向。Bリーグの強豪アルバルク東京(A東京)に入団する。A東京でも1年目から主力を務め、2018、19年のリーグ連覇に貢献。昨季のファイナルでは12得点、12リバウンド、6アシスト、2スティールとオールラウンドな活躍でMVPに輝いた。
このように大学1年時から5シーズン連続で日本一の座に立つなど、国内で圧倒的な実績を残してきた馬場は今夏、かねてから公言してきたNBA選手になる夢に向かって始動する。その第一段階として、マーベリックスの一員として若手の登竜門であるサマーリーグへの出場を果たすと、4試合の出場で平均12分出場、4.0点、2.3リバウンドを記録。スタッツ自体に傑出した部分はなかったが、ことサマーリーグレベルにおいては他の選手たちと遜色ない身体能力に加え、攻守にわたってエナジー満点のハッスルプレーやインサイドへのアタックなどでインパクトを与えた。
また、日本代表が13年ぶりに出場したワールドカップにおいても、その存在感は際立っていた。特に世界ランク1位のアメリカ戦ではチームが45-98と大敗するなかで、18得点と孤軍奮闘。最後まで諦めずに果敢にプレーした姿を試合後、相手エースのドノバン・ミッチェルが賞賛したほどだった。