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NBA

名選手にして名監督、スティーブ・カーが選んだ自身のベストショットは?「あのショットが人生を変えた」

秋山裕之

2020.10.19

カーは「これまでいろんな人たちが私を雇ってくれたのは、マイケルのすぐそばでプレーしていたから」とシカゴ時代を振り返った。(C)Getty Images

カーは「これまでいろんな人たちが私を雇ってくれたのは、マイケルのすぐそばでプレーしていたから」とシカゴ時代を振り返った。(C)Getty Images

 現在ゴールデンステイト・ウォリアーズでヘッドコーチ(HC)を務めるスティーブ・カーは元選手で、現役時代は6チームに在籍し計15年間プレーした。

 シカゴ・ブルズでは2度目の3連覇(96~98年)のメンバーとなり、サンアントニオ・スパーズで2度の優勝(99、2003年)を経験。191㎝・79㎏の小柄なシューターは、計5度のチャンピオンリングを手にしてユニフォームを脱いだ。

 そんなカーにとって、キャリアにおける“ベストショット”は、ユタ・ジャズと対戦した97年のNBAファイナル第6戦で決めたジャンパーだろう。86-86の同点で迎えた第4クォーター終盤、マイケル・ジョーダンからパスを受けたカーは、鮮やかなミドルレンジジャンパーを放り込んで優勝を決定づけた。

 今年5月28日(日本時間29日、日付は以下同)に『NBC Sports』のインタビューに応じたカーは「私のその後の人生を完全に変えるものだった。マイケル・ジョーダンとプレーしたことで、私のキャリアそのものが変わっていったんだ」と明かし、当時についてこう話していた。

「チャンピオンシップを制したチームでプレーできたこと、プレーオフで自分の名を残すことができたこと、その後テレビ業界に参入し、アナリストを務め、マネジメントやコーチをする機会も手にすることができた。これまでいろんな人たちが私を雇ってくれたのは、マイケル・ジョーダンのすぐそばでプレーしていたから。そう、今の私があるのは彼のお陰なのさ」
 
 10月15日にYouTubeへ公開された「ALL THE SMOKE」にゲスト出演した際、カーは“ベストショット”を決めた後のキャリアについて「あのショットが新たな契約へと導いたんだ。数年後、私はフリーエージェント(FA)となり、スパーズから5年契約を提示されてね。そこで最も高額な年俸を手にしたことで、サンディエゴに家を買って、家族の世話をすることができるようになったんだ」と語り、こう続けた。

「だからあのショットが多くのことを変えたんだ。あのショットを決めたことで、テレビの仕事も手にすることができた。ブルズでプレーし、あんな貴重な瞬間を経験できたんだからね。あのシーズンもそうだし、シカゴで数年間過ごしたことが、私のキャリアと人生を新たなレベルへと引き上げてくれたんだ」
 

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