1946年の創設から74年。その長い歴史の中でNBAは何人ものスーパースターを輩出し、ファンを楽しませてきた。では、各チームの「歴代ベスト5」を選出したら、一体どんな選手が並ぶのか。『THE DIGEST』では、NBAに精通する識者に依頼し、全30チームのベストメンバーを選んでもらった。
今回は、1970年の創設から50周年を迎えた「クリーブランド・キャバリアーズ」編をお届け。キャブズと言えばもちろん、“キング”レブロン・ジェームズ。2003年のドラフト1位で入団後、瞬く間にチームを強豪に押し上げ、4年間の移籍期間を経て2016年に球団初優勝に導いた超人的活躍は記憶に新しい。チームの歴史は“レブロン前”“レブロン後”に別れると言っていいが、歴代ベスト5はどのような顔ぶれになるのだろうか。
【ポイントガード】
マーク・プライス
1964年2月15日生。183cm・77kg
在籍期間:9シーズン(1986~95)
成績:582試合、平均16.4点、2.6リバウンド、6.7アシスト
1986年のドラフトでは2巡目25位指名とルーキー当時の評価は高くなかったが、チームがプレーオフの常連になる過程でトップ選手としての地位を確立。一般的に、レブロンに次ぐキャブズ史上2番目に偉大なプレーヤーと称される。キャブズでの9年間でオールスター出場4回、オールNBAチームにも4回選出されている(いずれも1989、92、93、94年)。
最高級のフロア・ジェネラルであり、とりわけブラッド・ドアティとのピック&ロールは絶品だった。また、リーグを代表するシューターでもあり、1988-89シーズンにはラリーバードに次ぐ史上2人目、歴代でも8人しか達成していない“50-40-90”(シーズンの成功率でフィールドゴール50%、3ポイント40%、フリースロー90%以上を記録すること)も成し遂げている。1994年には世界選手権(現ワールドカップ)でアメリカ代表“ドリームチーム2”に選ばれて金メダルを獲得するなど、フランチャイズの看板として残した功績への評価は高い。
今回は、1970年の創設から50周年を迎えた「クリーブランド・キャバリアーズ」編をお届け。キャブズと言えばもちろん、“キング”レブロン・ジェームズ。2003年のドラフト1位で入団後、瞬く間にチームを強豪に押し上げ、4年間の移籍期間を経て2016年に球団初優勝に導いた超人的活躍は記憶に新しい。チームの歴史は“レブロン前”“レブロン後”に別れると言っていいが、歴代ベスト5はどのような顔ぶれになるのだろうか。
【ポイントガード】
マーク・プライス
1964年2月15日生。183cm・77kg
在籍期間:9シーズン(1986~95)
成績:582試合、平均16.4点、2.6リバウンド、6.7アシスト
1986年のドラフトでは2巡目25位指名とルーキー当時の評価は高くなかったが、チームがプレーオフの常連になる過程でトップ選手としての地位を確立。一般的に、レブロンに次ぐキャブズ史上2番目に偉大なプレーヤーと称される。キャブズでの9年間でオールスター出場4回、オールNBAチームにも4回選出されている(いずれも1989、92、93、94年)。
最高級のフロア・ジェネラルであり、とりわけブラッド・ドアティとのピック&ロールは絶品だった。また、リーグを代表するシューターでもあり、1988-89シーズンにはラリーバードに次ぐ史上2人目、歴代でも8人しか達成していない“50-40-90”(シーズンの成功率でフィールドゴール50%、3ポイント40%、フリースロー90%以上を記録すること)も成し遂げている。1994年には世界選手権(現ワールドカップ)でアメリカ代表“ドリームチーム2”に選ばれて金メダルを獲得するなど、フランチャイズの看板として残した功績への評価は高い。