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NBA

キャブズの「歴代ベスト5」を選定!初優勝に導いたレブロン&アービングの2大スターとともに名を連ねたのは?

杉浦大介

2020.10.29

今季のホーム開幕戦では創設50周年を祝い、80~90年代を彩ったレジェンドが集結した(左からナンス、ドアティ、プライス)。(C)Getty Images

今季のホーム開幕戦では創設50周年を祝い、80~90年代を彩ったレジェンドが集結した(左からナンス、ドアティ、プライス)。(C)Getty Images

【パワーフォワード】
ラリー・ナンス

1959年2月12日生。208cm・93kg
在籍期間:7シーズン(1988~94)
成績:433試合、平均16.8点、8.2リバウンド、2.6アシスト

 現代のファンにはラリー・ナンスJr.の父として知られるが、現役時代にはリーグを代表するトップPFの1人だった。キャブズでの6年半でオールスター出場2回、オールディフェンシブチームには3度選ばれている。

 希有な跳躍力を生かした強烈なブロック、アクロバティックなダンクでファンを沸かせ、オールスターの目玉イベント「スラムダンク・コンテスト」の初代優勝者としてもその名を刻んでいる(1984年の優勝当時はサンズ所属)。レブロン、アービングとビッグ3を組み、2016年の優勝に貢献したケビン・ラブも捨てがたいが、ここではナンスの攻守両面でのインパクトを買いたい。
 
【センター】
ブラッド・ドアティ

1965年10月19日生。213cm・111kg
在籍期間:8シーズン(1986~94)
成績:548試合、平均19.0点、9.5リバウンド、3.7アシスト

 1986年のドラフト全体1位指名で入団し、キャブズ一筋でキャリアを終えたスキルフルなビッグマン。91~93年には3シーズン連続で平均20点、10リバウンド超えをマークし、8年間の現役生活でオールスターに5回選ばれた。

 ケガで短命に終わったのは残念だが、80年代後半から90年代前半にかけてチームのインサイドを支え続けた功績が評価され、背番号43はキャブズの永久欠番となっている。2000年代のチームを支えたジードルナス・イルガスカスや現役のトリスタン・トンプソンも好プレーヤーだが、総合力ではドアティが上だろう。

文●杉浦大介

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