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NBA

八村塁の母校ゴンザガ大がNCAA開幕戦で快勝!強豪相手に全米ランキング1位の実力を発揮

ダンクシュート編集部

2020.11.27

開幕戦で勝利を飾ったゴンザガ大。来年のドラフト上位候補サッグスら主軸が攻守で躍動した。(C)Getty Images

開幕戦で勝利を飾ったゴンザガ大。来年のドラフト上位候補サッグスら主軸が攻守で躍動した。(C)Getty Images

 11月25日(日本時間26日)、アメリカの大学バスケットボールリーグ、NCAAの新シーズンが開幕した。

 NCAAは昨季、新型コロナウイルスの影響で全米の頂点を決めるNCAAトーナメントが史上初の中止に。今季も例年より約3週間遅れでの開幕となり、レギュラーシーズンは各校とも5試合ほど少ない25試合前後での戦いとなる。

 そんななか、開幕2日目にはさっそく今季の優勝候補が激突。プレシーズンランキングで全米1位にランクされたゴンザガ大と、同6位カンザス大とのビッグマッチが実現した。

 ワシントン・ウィザーズの八村塁の母校として知られるゴンザガ大は、1999年から2019年にかけて21年連続でNCAAトーナメントに出場しており、八村1年時の17年に全米準優勝、3年時の19年にはエリート8(8強)入りを果たしたが、いまだ優勝経験はない。もっとも今季は特に前評判が高く、プレシーズンランキングでは同校史上初の1位を獲得し開幕を迎えている。

 対するカンザス大は過去3回の優勝を誇り、昨季も中断前までランキング1位を保持。NBAにもジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)やアンドリュー・ウィギンズ(ゴールデンステイト・ウォリーズ)など多くのスター選手を送り出している全米屈指の強豪校だ。
 
 迎えた注目の一戦は、ゴンザガ大が自慢の攻撃力を遺憾なく発揮。来年のドラフトで上位指名候補に挙がるスーパー1年生、ジェイレン・サッグスが序盤から豪快なダンクで流れを呼び込むと、2年生のドリュー・ティミや、3年生のジョエル・アヤイ、4年生のコリー・キスパートらも着々と加点し、前半を54-46で折り返す。

 後半は一時同点に追いつかれたものの、勝負どころで主力が踏ん張り、最後までリードを許さず。102-90で勝利を収め、白星発進を飾った。サッグスが24分の出場で24得点、8アシスト、ティミが25得点、キスパートが23得点、アヤイが15得点と主軸4人で87得点を奪取。チーム全体でフィールドゴール成功率64.5%(40/62)と圧巻の数字を叩き出した。

 新戦力から上級生まで役者が揃ったゴンザガ大。12月以降もランキング15位のウエストバージニア大や同2位のベイラー大など強敵との試合が続くが、“八村先輩”も果たせなかった悲願の全米制覇に向けてフルスロットルで走り続ける。

構成●ダンクシュート編集部

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