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NBA

「人生で最もクレイジーな1日で、興奮が止まらなかった」ウィザーズの八村塁が昨年のドラフトを回想

秋山裕之

2020.11.19

ルーキーシーズンを終えた八村が、ウィザーズの公式ツイッターで昨年のドラフトを回想した。(C)Getty Images

ルーキーシーズンを終えた八村が、ウィザーズの公式ツイッターで昨年のドラフトを回想した。(C)Getty Images

 11月18日、ワシントン・ウィザーズの八村塁がチームの日本語版公式ツイッターにて、昨年のドラフトを振り返った。

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 ゴンザガ大3年時に平均30.2分、19.7点、6.5リバウンド、1.5アシスト、フィールドゴール59.1%を残したフォワードは、昨年6月20日(日本時間21日、日付は以下同)に行なわれたドラフトで、1巡目9位という高順位でウィザーズから指名されてNBAの門を叩いたのである。

「一言で言うと、人生で最もクレイジーな1日でした。ドラフトの3日前に到着して、たくさんメディアへ出演し、スポンサー関連や他のイベントもありました。家族も一緒だったんですけど、渋滞していて、ゴチャゴチャしたニューヨークでしたので、連日バタバタしていました。ドラフトの日にウィザーズから連絡が入り、チームが僕を獲るという知らせがきたんですが、どういうわけかそれで緊張してしまって、とにかく興奮が止まらなかったですね。会場も寒かったので、震え始めていたのを覚えています。ドラフトされた後は3時間もインタビューがありました。人生で最もクレイジーで忙しい日でしたが、人生最高の日でもありました」
 
 昨年のドラフト当日についてそう振り返った八村。アダム・シルバー コミッショナーが壇上で名前を呼びあげた時は「すごかったです。祖父が10年くらい前に亡くなってから、祖母は1人暮らしなので、まずは天を指さして祖父に報告しました。その後は母、父、祖母、エージェント、皆とハグしました。もう最高の瞬間でした」と満面の笑みを浮かべながら振り返っていた。

 日本人史上初となる1巡目指名を受けたドラフトから一夜明けた21日。八村は早速ワシントンD.C.へと向かい、トミー・シェパードGM(ゼネラルマネージャー)やスコット・ブルックス・ヘッドコーチ、そして多くのファンから大歓迎されたのだが、本人も予想以上のものだったという。

「あんなにたくさんの人に歓迎してもらえるなんて思ってもいなかったのでびっくりしました。メディアが来ることは知っていましたが、緊張しましたね。コーチ、トミーGM、チームのオーナーまで、皆が歓迎してくれました。アリーナのビジョンにも歓迎のメッセージがありました。実は前の日が忙しくて2時間しか寝てなかったので疲れていましたが、最高でした」
 

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