NBA

カリー、レブロンが出場に意欲!?東京五輪のアメリカ代表メンバーを大胆予想!

鈴木栄一

2019.11.07

現時点でカリー(左)とレブロン(右)は出場に前向き。東京五輪で2人の共演は見られるか。(C)Getty Images

 9月に幕を閉じたワールドカップで、アメリカは同国史上最低の7位と惨敗した。大会前に参加が見込まれていた多くのスター選手が出場を辞退した事情があったとはいえ、あくまで最終的に残ったのは7位という結果のみ。これにより、来年の東京五輪ではバスケ王国の威信にかけて、金メダル獲得が至上命題となった。

 そんななか、早くも多くのトッププレーヤーたちが五輪に出場する意向を表明している。まずは、ウォリアーズのステフィン・カリーが参加の意思を明言。これまでワールドカップでは2度の金メダルを獲得しているものの、五輪には出場経験がないだけにその意思は強い。

 またウォリアーズの同僚で、昨ファイナルで負った左ヒザのケガからリハビリ中のクレイ・トンプソンも出場に前向き。さらに、これまで代表候補として合宿に参加はするも、国際大会の経験はないデイミアン・リラードも東京五輪でのプレーを熱望している。

 
 そのほか、NBA開幕前に行なわれているメディアデーにおいて出場の意欲を見せたのは、ロケッツのジェームズ・ハーデンとラッセル・ウエストブルック、クリッパーズのポール・ジョージとカワイ・レナード、レイカーズのアンソニー・デイビス、ヒートのジミー・バトラーなど。これまで3度の五輪に出場し2度の金メダルを手にしているレブロン・ジェームズも、「プレーしたい気持ちはある。この夏の結果はハッピーではなかった」と参加への含みを残している。

 とはいえ、実際にこれらの選手が出場するかは、今シーズンが終わるまで確かなことは言えないのが事実。直前になってNBAでの激闘による休養を優先したり、契約交渉でより良い条件を引き出すために、故障のリスクを回避するなど様々な理由で参加を見送る選手が出てくるもの。チームUSAとしては、これまでワールドカップ以上に五輪に重きを置いてきたが、はたしてどれだけの豪華メンバーを東京に送り込んでくるのかは非常に興味深いところだ。
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