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NBA

元スコアラーのアリナスがNBAの舞台に復帰を希望!「インターンとしてコーチングを…」

ダンクシュート編集部

2020.12.11

アリナスがNBAの舞台でインターンを希望していることが報じられた。(C)Getty Images

アリナスがNBAの舞台でインターンを希望していることが報じられた。(C)Getty Images

 現役時代に“エージェント・ゼロ”の異名をとったギルバート・アリナスは、1試合60得点を叩き出すなど、圧巻の爆発力を誇る超絶スコアラーとして鳴らした。2012-13シーズンに中国でプレーしたのを最後に、38歳となった現在は引退状態となっているが、コーチ業を本格化させたいようだ。

 身長193cmのアリナスは、2001年のドラフト2巡目31位指名でNBA入り。当初は低評価ながらルーキーイヤー途中にスタメンの座を掴むと、2年目の2002-03シーズンは全82試合に出場して平均18.3点、4.7リバウンド、6.3アシストを挙げ、最も成長した選手に送られるMIP賞に輝いた。トリッキーなドリブルからのアタック、思い切りの良いアウトサイドシュートでスコアラーとして覚醒し、04-05シーズンから3年連続でオールスターに出場。翌05-06シーズンにはコビー・ブライアント、アレン・アイバーソン、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)に次ぐリーグ4位の平均29.3点を叩き出してその名を轟かせた。
 
 しかし、07年4月に左ヒザ外側半月板断裂の大ケガを負い、07-08シーズンはヒザを再手術。オフにウィザーズと6年総額1億1100万ドル(約115億5000万円)で契約延長を結ぶも、わずか2試合の出場とほぼシーズンを全休した。さらに、ケガの癒えた09-10シーズンも拳銃をロッカールームに持ち込んだとして出場停止処分。30日間の更生施設入りの判決を受けた。

 その後、オーランド・マジック、メンフィス・グリズリーズを経て、30歳で中国に渡り、38歳となった現在は引退状態となっている。NBAでは通算11シーズンでプレーし、552試合で平均20.7得点、3.9リバウンド、5.3アシスト、1.60スティールだった。
 

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