NBAのウエスタン・カンファレンスは近年、熾烈な戦いが続いている。2020-21シーズンはロサンゼルス・レイカーズの連覇が注目ポイントのひとつだが、ポートランド・トレイルブレイザーズの絶対的エースであるデイミアン・リラードは、下馬評を覆すことに意欲を燃やしている。
昨季のブレイザーズは序盤戦から借金生活が続き、2019年11月にフリーエージェントだったベテランのカーメロ・アンソニーと契約するも、その後もリズムに乗り切れず。バブル(隔離地域)でのシーディングゲームで6勝2敗と巻き返してメンフィス・グリズリーズとのプレーイン・トーナメントに持ち込み、プレーオフ最終枠でポストシーズンに進んだ。
リラードはバブルで51得点、61得点と立て続けにビッグゲームを披露するなど、目覚ましい活躍を見せたが、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスを擁するレイカーズに及ばず、プレーオフ1回戦で姿を消した。
新シーズンに1976-77シーズン以来の優勝を目指すブレイザーズは、カーメロ、ロドニー・フッドと再契約しただけでなく、トレードでエネス・カンター(←ボストン・セルティックス)とロバート・コビントン(←ヒューストン・ロケッツ)を補強。リラードとCJ・マッカラムの二枚看板に加え、昨季はケガに苦しんだユスフ・ヌルキッチとザック・コリンズのビッグマンコンビもおり、実力者がズラリと揃う。
リラードも、チームの可能性に手応えを感じているようだ。『NBC Sports Northwest』で2020-21シーズンのMVPの可能性について語った際、高らかに“優勝宣言”をしている。
「俺たちは優勝できるチームだと思っているし、(リーグ)トップ2、トップ3に入ると思う。それであれば、(MVP受賞は)十分に実現可能だ」
ブレイザーズは、レイカーズやロサンゼルス・クリッパーズ、デンバー・ナゲッツなどに比べると、下馬評は低い状態が続いてきた。しかし、その状況が反骨心を生み、チームを勢いづける原動力になっているとリラードは話す。
「俺たちについての評価はたくさん耳にしたし、プレーオフには行けないと思われていた。『いいぜ、やってやる。見とけよ』って感じだった。俺は毎シーズン、優勝できると思っている。そうじゃなきゃ、何のために戦っているのか分からない。常に自分たちの可能性を信じて疑っていないよ」
2012年にドラフト1巡目6位指名でNBA入りしたリラードも、新シーズンで9年目。30歳と脂が乗った今、悲願のリーグ優勝を手にし、“真のスーパースター”の仲間入りを果たしたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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昨季のブレイザーズは序盤戦から借金生活が続き、2019年11月にフリーエージェントだったベテランのカーメロ・アンソニーと契約するも、その後もリズムに乗り切れず。バブル(隔離地域)でのシーディングゲームで6勝2敗と巻き返してメンフィス・グリズリーズとのプレーイン・トーナメントに持ち込み、プレーオフ最終枠でポストシーズンに進んだ。
リラードはバブルで51得点、61得点と立て続けにビッグゲームを披露するなど、目覚ましい活躍を見せたが、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスを擁するレイカーズに及ばず、プレーオフ1回戦で姿を消した。
新シーズンに1976-77シーズン以来の優勝を目指すブレイザーズは、カーメロ、ロドニー・フッドと再契約しただけでなく、トレードでエネス・カンター(←ボストン・セルティックス)とロバート・コビントン(←ヒューストン・ロケッツ)を補強。リラードとCJ・マッカラムの二枚看板に加え、昨季はケガに苦しんだユスフ・ヌルキッチとザック・コリンズのビッグマンコンビもおり、実力者がズラリと揃う。
リラードも、チームの可能性に手応えを感じているようだ。『NBC Sports Northwest』で2020-21シーズンのMVPの可能性について語った際、高らかに“優勝宣言”をしている。
「俺たちは優勝できるチームだと思っているし、(リーグ)トップ2、トップ3に入ると思う。それであれば、(MVP受賞は)十分に実現可能だ」
ブレイザーズは、レイカーズやロサンゼルス・クリッパーズ、デンバー・ナゲッツなどに比べると、下馬評は低い状態が続いてきた。しかし、その状況が反骨心を生み、チームを勢いづける原動力になっているとリラードは話す。
「俺たちについての評価はたくさん耳にしたし、プレーオフには行けないと思われていた。『いいぜ、やってやる。見とけよ』って感じだった。俺は毎シーズン、優勝できると思っている。そうじゃなきゃ、何のために戦っているのか分からない。常に自分たちの可能性を信じて疑っていないよ」
2012年にドラフト1巡目6位指名でNBA入りしたリラードも、新シーズンで9年目。30歳と脂が乗った今、悲願のリーグ優勝を手にし、“真のスーパースター”の仲間入りを果たしたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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