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NBA

“ショータイム・バスケット”の準主役。80年代レイカーズを支えたバイロン・スコットの功績【NBA名脇役列伝・前編】

出野哲也

2020.12.17

80年代のレイカーズで“ショータイム・バスケット”の一員として一世を風靡したスコット。(C)Getty Images

80年代のレイカーズで“ショータイム・バスケット”の一員として一世を風靡したスコット。(C)Getty Images

 1980年代に一世を風靡したレイカーズの“ショータイム・バスケット”で、紛れもなく重要なキャストの1人であった、バイロン・スコット。マジック・ジョンソンやジェームス・ウォージーといったスターを支え、何よりもチームの勝利を優先して3つのチャンピオンリングを手にした彼は、まさしく名脇役と呼ぶにふさわしいキャラクターの持ち主であった。

    ◇     ◇     ◇

 今季からスティーブ・ナッシュがブルックリン・ネッツでヘッドコーチ(以下HC)として指揮を執る。現役時代は稀代の名司令塔だったとあってファンは大いに期待していると思われるが、名選手が名指導者になるとは限らない。ナッシュとフェニックス・サンズでチームメイトだったジェイソン・キッドも、ネッツのHCだったことがあるが、結果が思わしくなく1年だけでチームを去っている。

 キッドのネッツ時代(当時はニュージャージー・ネッツ)のHCであるバイロン・スコットならば、その苦労がわかるかもしれない。スコットも現役時代はロサンゼルス・レイカーズの中心選手として鳴らし、3度の優勝を経験。引退後、初めてHCを務めたネッツでは、1年目の2000-01シーズンにわずか26勝しかできなかったが、翌年は52勝まで勝ち星を伸ばし、球団史上初のファイナル出場をもたらした。
 
■レイカーズへの移籍が決まり天にも昇るような気持ちに…

 ユタ州の田舎町で生まれたスコットは、10歳の時にロサンゼルスへ移り住む。子どもの頃から運動神経抜群でどんなスポーツもこなし、なかでもバスケットボールが一番のお気に入りだった。住まいがレイカーズのホームコート、ザ・フォーラムの近くにあったこともあり、しばしば会場に忍び込んでは試合を観戦していたという。

 当時のスター選手であるジェリー・ウエストやゲイル・グッドリッチにも惹かれたが、最大のヒーローはレイカーズの選手ではなく、バッファロー・ブレーブス(現ロサンゼルス・クリッパーズ)のボブ・マッカドゥーだった。「シュート力には自信があったんだけど、ある日テレビを観ていたら、僕よりはるかにシュートが上手い大男がいた。それがマッカドゥーだった。それからはずっと、マッカドゥーと同じ背番号11をつけるようになったんだ」。
 

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