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NBA

ラプターズと2WAY契約を締結した渡邊雄太。コーチ陣の評価は?

秋山裕之

2020.12.21

ラプターズと2WAY契約を結んだ渡邊。新天地でNBA3年目を迎えることとなった。(C)Getty Images

ラプターズと2WAY契約を結んだ渡邊。新天地でNBA3年目を迎えることとなった。(C)Getty Images

「トレーニングキャンプ、そしてプレシーズンゲームを経てトロント・ラプターズと2WAY契約をしました!新天地で頑張るんでみなさんこれから僕とラプターズの応援よろしくお願いします!!」

 12月21日、渡邊雄太がツイッターとインスタグラムを更新し、ラプターズでNBAキャリア3年目をプレーすることを報告した。

 206cm・98kgという恵まれた体躯を誇る渡邊は、当初エキジビット10契約(チーム側がオプションを保持する無保証の1年契約)でラプターズに加入。厳しい開幕ロースター争いを制し、見事に2WAY契約を勝ち取った。

 プレシーズン3試合では平均9.9分の出場で、4.7点、3.3リバウンド、1.0アシストをマーク。フィールドゴール成功率57.1%、3ポイント成功率60.0%と、短いプレータイムの中で攻守に奮戦した。
 
 地元メディア『TSN Sports』のジョシュ・ローエンバーグ記者によると、ニック・ナースHC(ヘッドコーチ)は渡邊について「彼は素晴らしいキャンプを過ごした。それに(ロースターに)残れるように全てをこなしていた」と称賛していたという。

 トレーニングキャンプ開始時、ラプターズには計20名の選手が登録されていたが、12月19日にオシェー・ブリセット、アリゼ・ジョンソン、ヘンリー・エレンソンをウェイブしたことでロースター枠の17名が決定。その後2WAY契約のポール・ワトソンが本契約へ昇格し、渡邊が2WAY契約を結ぶことが濃厚に。翌20日にラプターズが正式に発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で迎える今季。本来2WAY契約の選手は所属するNBAチームに最大45日間帯同することができたが、今季は50試合まで出場することが可能となる。

 シーズン中に新型コロナの検査で陽性反応が出た選手は一定期間出場できないことから、今季はベンチ入りできるアクティブロースターも13人から15人へと増えており、渡邊がラプターズの一員としてコートへ立つチャンスも昨季以上に見られそうだ。
 
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