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NBA

毎年恒例の「GMサーベイ」が公開!王者レイカーズの連覇を、なんと8割のGMが予想

秋山裕之

2020.12.20

ポジション別ベストプレーヤ-部門では、昨季ファイナルMVPのレブロンが、レナードからトップの座を奪い返した。(C)Getty Images

ポジション別ベストプレーヤ-部門では、昨季ファイナルMVPのレブロンが、レナードからトップの座を奪い返した。(C)Getty Images

 12月18日(日本時間19日、日付は以下同)、NBA全30チームのゼネラルマネージャー(GM)たちによる毎年恒例の「GMサーベイ」が公開された。

 これは各チームのGMが自チームならびに選手ではなく、他チームまたは選手に1票を投じるというもの。はたして、GMたちは今季をどのように見ているのか。ここでは、その中からいくつかピックアップしていきたい(※チーム名は略称、%は得票率)。

<2020-21シーズン GMサーベイ結果(一部抜粋)>
■ポジション別のベストプレーヤー
ポイントガード(PG):ステフィン・カリー(ウォリアーズ/30%)
シューティングガード(SG):ジェームズ・ハーデン(ロケッツ/68%)
スモールフォワード(SF):レブロン・ジェームズ(レイカーズ/57%)
パワーフォワード(PF):ヤニス・アデトクンボ(バックス/46%)
センター(C):ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/50%)

 昨年はカワイ・レナード(クリッパーズ)がSFでトップだったものの、昨季ファイナルでMVPを受賞したレブロンがトップに浮上。それ以外の4部門では昨年と同じ選手たちがトップ得票を手にした。

 最も僅差となったPGでは、デイミアン・リラード(ブレイザーズ/22%)がカリーに肉薄。昨季シーディングゲームでMVPに選ばれたスコアリングガードは、リーグ最高級の選手としての地位を確立したと言っていいだろう。

 また、ポジションレスバスケットボールを象徴するかのように、レブロンがPGで5位、PFで2位に入るなど、異なるポジションにランクインする選手が複数いた。
 
■MVP予想
1位.ヤニス・アデトクンボ(バックス/32%)
2位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/21%)
3位.アンソニー・デイビス(レイカーズ/18%)
  .レブロン・ジェームズ(レイカーズ/18%)
5位.ケビン・デュラント(ネッツ/7%)
6位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/4%)

 2年連続でMVPを獲得しているアデトクンボが今季もトップ予想で、ドンチッチが2位に割って入った。両選手は「フランチャイズをスタートさせるうえで1人契約できるとしたら誰を選ぶ?」という質問でトップタイの43%、「ベストな外国籍選手」でもアデトクンボ(68%)、ドンチッチ(29%)と上位2位に君臨。前者は26歳、後者は21歳という若さだが、すでに現代NBAを代表する選手になったことが窺える。
 

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