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NBA

コーバー、ホリス・ジェファーソン、キャロル…今季の“就職先”を探すFA選手を一挙紹介!【スモールフォワード編】

ダンクシュート編集部

2020.12.28

39歳のコーバー(左)はシューター、25歳のホリス・ジェファーソンはディフェンダーとして計算できる。(C)Getty Images

39歳のコーバー(左)はシューター、25歳のホリス・ジェファーソンはディフェンダーとして計算できる。(C)Getty Images

 12月22日、NBAの2020-21シーズンが開幕した。昨季のファイナル終了から今季開幕の間隔はわずか71日しかなく、移籍マーケットの動きも例年以上に激しかった。そのため、現時点でFAマーケットには今季の所属先が決まっていない実力者が多く残っている。

 ここでは、各チームにとって力強い戦力になり得る選手たちを紹介。今回はスモールフォワード編だ(ポジション&チーム名は略称)。

■カイル・コーバー(39歳)
キャリア成績:1232試合、平均9.7点、3.0リバウンド、1.7アシスト
 レブロン・ジェームズと同じ2003年にプロデビューを飾り、アウトサイドシュートのスペシャリストとして15年以上活躍。キャリアの3ポイント成功率は42.9%、バックスでプレーした昨季はルーキーイヤー以降ではワーストの平均6.7点に終わったが、3ポイントは41.8%と依然として高い精度を誇る。来年3月で40歳を迎えるだけに、今季の所属先は前年のバックスや、同期のレブロンがいるレイカーズなど優勝を狙えるチームに限られるだろう。

■ロンデイ・ホリス・ジェファーソン(25歳)
キャリア成績:294試合、平均9.3点、5.6リバウンド、1.9アシスト
 15年のプロ入りから4年間プレーしたネッツでは、万能ディフェンダーとして一定の地位を確立。17-18シーズンにはキャリアハイの平均13.9点、6.8リバウンド、2.5アシストをマークしたように能力は高い。今季は開幕前にウルブズから解雇されたが、キャリアで成功率21.3%に沈む3ポイントの精度が改善されれば、新たな所属先が見つかるはずだ。
 
■デマーレイ・キャロル(34歳)
キャリア成績:578試合、平均8.9点、4.2リバウンド、1.3アシスト
 数年前までリーグ屈指の3&Dとして高い評価を受けていたロールプレーヤー。ただ昨季はスパーズに馴染むことができず、途中加入したロケッツでも出場機会に恵まれなかった。フォワードの両ポジションをこなせ、リバウンドにも強さを発揮するが、過去2年間はフィールドゴール成功率39.3%、3ポイントも33.2%とシュート力に陰りが見られ、市場価値が下落。守備力は平均以上だけに、アウトサイドシュートの復調がNBA復帰の鍵となる。

■アレン・クラブ(28歳)
キャリア成績:381試合、平均9.1点、2.8リバウンド、1.1アシスト
 2016-17シーズンには3ポイント成功率44.2%でリーグ2位に入ったスナイパー。昨季はホークスとウルブズでプレーしたものの目立った成績は残せず、シーズン途中に解雇された。近年はケガに泣かされているが、シュート力は平均以上でブレイザーズ在籍時の16年のプレーオフでは平均9.5点、3ポイント成功率42.9%と大舞台での実績もある。コンディションさえ万全であれば、ベンチの得点源になれるはずだ。

構成●ダンクシュート編集部

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