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【新人選手チェック|ウエスト編】20年ドラフトのトップ2、エドワーズとワイズマンはデビュー戦で期待に応えられたのか?

ダンクシュート編集部

2020.12.28

ドラフト全体1位のエドワーズ(左)を筆頭に、ワイズマン(右上)、ハリバートン(右下)ら将来のスター候補生がNBAキャリアを踏み出した。(C)Getty Images

 12月22日(日本時間23日)、NBAの2020-21シーズンが開幕した。入れ替わりの激しい世界、毎年多くの新人選手が夢を抱いてキャリアをスタートさせるが、今年のドラフト指名組はどのようなスタートを切ったのか。ルーキーたちのデビュー戦レポート【ウエスタン・カンファレンス編】をお届けする。

※各選手のデビュー戦の成績を掲載。左から対戦相手/出場時間・得点・リバウンド・アシスト・±(出場時のチームの得失点差)。

■アンソニー・エドワーズ(ティンバーウルブズ/1巡目1位)
vs ピストンズ/25分・15点・4R・4A・+4

 2020年ドラフト全体1位指名のスター候補は、ピストンズとの開幕戦で15得点とまずまずのスタート。試合開始4分にベンチから初出場を果たすと、第1クォーター残り4分45秒に3ポイントで初得点。その後のジャンパーの精度は今ひとつだったものの、力強いドライブからのレイアップで着実にゴールを重ね、大器の片鱗を見せた。プレシーズンでは平均11.3点とやや期待外れだったが、レギュラーシーズン2戦目のジャズ戦で18得点、続くレイカーズ戦は15得点と、ここまでは全3試合で2桁得点を稼いでいる。
 
■ジェームズ・ワイズマン(ウォリアーズ/1巡目2位)
vs ネッツ/24分・19点・6R・0A・-10

 エドワーズに次ぐ全体2位指名のビッグマンは、新型コロナの検査で陽性判定を受けたためプレシーズンを全休。体調が心配されたものの、ネッツとのシーズン開幕戦では先発センターとして元気にコートを駆け回った。開始50秒にダンクで記念すべき初得点をあげると、第2クォーターには鮮やかなドライビングレイアップを披露。敗戦が濃厚となった終盤には3ポイントをはじめ、ジャンパー2本にアリウープなど、多彩な攻撃パターンを見せつけた。続くバックス戦では3本の3ポイントに加え3ブロックと、万能ビッグマンという前評判通りの活躍を続けている。
 
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“今ドラフト最高級の司令塔”が初陣から実力を発揮