12月22日、NBAの2020-21シーズンが開幕した。昨季のファイナル終了から今季開幕の間隔はわずか71日しかなく、移籍マーケットの動きも例年以上に激しかった。そのため、現時点でFAマーケットには今季の所属先が決まっていない実力者が多く残っている。
ここでは、各チームにとって力強い戦力になり得る選手たちを紹介。今回はパワーフォワード編だ(ポジション&チーム名は略称)。
■アーサン・イリャソワ(33歳)
キャリア成績:808試合、平均10.3点、5.7リバウンド、1.1アシスト
トルコ出身の33歳は11月にバックスから解雇されてFAに。一昨季は平均6.8点、4.5リバウンド、昨季も6.6点、4.8リバウンドと近年の成績は平凡だが、3ポイント成功率はいずれも35%以上とシュート力の高さは健在だ。身体を張ったディフェンスにも定評があり、プレーオフ経験(51試合)も豊富。即戦力として計算できるだけに、フロントコートを強化したいチームが興味を示すだろう。
■タージ・ギブソン(35歳)
キャリア成績:799試合、平均9.5点、6.3リバウンド、1.0アシスト
2019年にニックスと2年契約を結ぶも、今年11月に契約を解除。3ポイントは不得手だが、ミドルシュートは高確率で、リバウンドやディフェンスなど縁の下の力持ちとして計算できる。コートに出れば常に全力でプレーし、ロッカールームのリーダーとしても評価されている。ヒートのユドニス・ハズレムのような若手の良き兄貴分として、チームに好影響を与える好漢だ。
■ケネス・ファリード(31歳)
キャリア成績:478試合、平均11.4点。8.2リバウンド、0.7アシスト
野性味あふれるプレーが売りのハードワーカーで、2014年にはアメリカ代表に選出された実力派。2018-19シーズンを最後にNBAから遠ざかっているが、同年に在籍したロケッツでは25試合で平均12.9点、8.2リバウンドと好成績を残した。本来のポジションはPFも、スモールラインナップ時はセンターもこなせ、ペイント内で抜群の存在感を放つ。ただシュートレンジが狭く、相手ディフェンスを広げることができないため、起用法が難しいのが難点だ。
■アンソニー・トリバー(35歳)
キャリア成績:719試合、平均6.2点、3.3リバウンド、0.9アシスト
キャリア11年間で10球団に在籍、昨季もブレイザーズ、キングス、グリズリーズと3チームでプレーと絵に書いたようなジャーニーマンだ。近年は歳を追うごとに成績を落としているものの、通算の3ポイント成功率は37.3%とPFとしては高水準。無駄なプレーはせず、自身の役割に徹することができるため、シーズン中にケガ人が出たチームから声がかかるもしれない。
■スカル・ラビシエ(24歳)
キャリア成績:148試合、平均7.2点、4.5リバウンド、1.0アシスト
ケンタッキー大時代やプロ入り前には同大の先輩アンソニー・デイビスに匹敵する逸材と高い評価を受けていたビッグマン。キャリア2年目までは着実に成長を続けていたが、その後は期待に応えられず伸び悩み。今季は開幕前にニックスと契約も、最終ロースターには残れなかった。それでもまだ24歳と若く、中でも外でもプレーできる器用さを持つ。今後はアウトサイドシュートの精度を向上させ、ストレッチ4として生き残りたい。
構成●ダンクシュート編集部
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ここでは、各チームにとって力強い戦力になり得る選手たちを紹介。今回はパワーフォワード編だ(ポジション&チーム名は略称)。
■アーサン・イリャソワ(33歳)
キャリア成績:808試合、平均10.3点、5.7リバウンド、1.1アシスト
トルコ出身の33歳は11月にバックスから解雇されてFAに。一昨季は平均6.8点、4.5リバウンド、昨季も6.6点、4.8リバウンドと近年の成績は平凡だが、3ポイント成功率はいずれも35%以上とシュート力の高さは健在だ。身体を張ったディフェンスにも定評があり、プレーオフ経験(51試合)も豊富。即戦力として計算できるだけに、フロントコートを強化したいチームが興味を示すだろう。
■タージ・ギブソン(35歳)
キャリア成績:799試合、平均9.5点、6.3リバウンド、1.0アシスト
2019年にニックスと2年契約を結ぶも、今年11月に契約を解除。3ポイントは不得手だが、ミドルシュートは高確率で、リバウンドやディフェンスなど縁の下の力持ちとして計算できる。コートに出れば常に全力でプレーし、ロッカールームのリーダーとしても評価されている。ヒートのユドニス・ハズレムのような若手の良き兄貴分として、チームに好影響を与える好漢だ。
■ケネス・ファリード(31歳)
キャリア成績:478試合、平均11.4点。8.2リバウンド、0.7アシスト
野性味あふれるプレーが売りのハードワーカーで、2014年にはアメリカ代表に選出された実力派。2018-19シーズンを最後にNBAから遠ざかっているが、同年に在籍したロケッツでは25試合で平均12.9点、8.2リバウンドと好成績を残した。本来のポジションはPFも、スモールラインナップ時はセンターもこなせ、ペイント内で抜群の存在感を放つ。ただシュートレンジが狭く、相手ディフェンスを広げることができないため、起用法が難しいのが難点だ。
■アンソニー・トリバー(35歳)
キャリア成績:719試合、平均6.2点、3.3リバウンド、0.9アシスト
キャリア11年間で10球団に在籍、昨季もブレイザーズ、キングス、グリズリーズと3チームでプレーと絵に書いたようなジャーニーマンだ。近年は歳を追うごとに成績を落としているものの、通算の3ポイント成功率は37.3%とPFとしては高水準。無駄なプレーはせず、自身の役割に徹することができるため、シーズン中にケガ人が出たチームから声がかかるもしれない。
■スカル・ラビシエ(24歳)
キャリア成績:148試合、平均7.2点、4.5リバウンド、1.0アシスト
ケンタッキー大時代やプロ入り前には同大の先輩アンソニー・デイビスに匹敵する逸材と高い評価を受けていたビッグマン。キャリア2年目までは着実に成長を続けていたが、その後は期待に応えられず伸び悩み。今季は開幕前にニックスと契約も、最終ロースターには残れなかった。それでもまだ24歳と若く、中でも外でもプレーできる器用さを持つ。今後はアウトサイドシュートの精度を向上させ、ストレッチ4として生き残りたい。
構成●ダンクシュート編集部
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