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渡邊雄太をディスったNBA通コメディアンに地元ファンが反撃!「口で言うならやってみたらどうだ」〈DUNKSHOOT〉

THE DIGEST編集部

2021.02.23

思わぬ形で名を広めた渡邊だが、地元ファンは彼の奮闘に期待を寄せているようだ。(C)Getty Images

 ラプターズの渡邊雄太がアンソニー・エドワーズにショッキングなダンクを決められてから3日が経ったが、渡邊をけなす内容をインスタグラムに投稿したNBA通コメディアンのケビン・ハートに、地元ファンから批判が集まっている。

 トロントの地元メディア『TORONTO SUN』によると、問題のハートの投稿についての記事をfacebookで公開したところ、それに対して多くの読者からコメントが寄せられたという。そしてその内容は、渡邊を貶めたハートに対するファンからの反撃が主だった。

 ハートは試合後、ダンクを決めたエドワーズを絶賛しつつ、渡邊に対しては「このDFは今すぐリーグから去らなければならない。ここからカムバックするのは無理だ」などと自身のSNSでコメントしていた。これを見たファンは憤慨。ハートを揶揄する声や、最終的にはラプターズが勝ったことを指摘するコメントを相次いで寄せた。その一部が記事で紹介されている。

「ケビンは(ゴールどころか)庭の置物も守れないくせに」
「これはバスケットボールで、ダンクコンテストじゃない。素晴らしいダンクなのは間違いないが、重要なのはラプターズがウルブズに勝ったことだけだ」

 また、あるコメンテーターは、渡邊が「リーグから去らなければならない」というハートの言葉を受けて、こう語っているという。

「口で言うならやってみたらどうだ。もしユウタの上からダンクを決められたら、ユウタは引退するよ。トランポリンは使わないでね」
 
 現在の段階で300件を上回っているfacebook上のコメントの中には、より直接的に渡邊を擁護し、今後の活躍を期待する温かいコメントも見られる。

「ワタナベの頑張りには感銘を受けた。次はハードなファウルをしてやれ」
「ユウタは良くなっていくはず。(ダンクを決められることは)試合の中でどんなに優れたDFにも起こることだ」
「ユウタはディフェンスについては完全なモンスターだ。よくぞ下がらなかった」

 望まない形で注目を集めることになってしまった渡邊だが、支えてくれるファンは大勢いるようだ。
 
構成●THE DIGEST編集部

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