ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)を筆頭に、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)といった面々が有力候補となっている2020-21シーズンのMVPレース。そんななか、かつてボストン・セルティックスなどで活躍したレジェンドのポール・ピアースは、現時点における今季のMVPはジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ)だと考えているようだ。
自身がアナリストを務める『ESPN』の番組『NBA Countdown』に出演したピアースは、“現時点で”という部分を強調しながら「ハーデンがMVP」とコメント。その理由としてこう続けた。
「ネッツが8連勝していた間に、ベアード(ハーデンの愛称)が何を成し遂げたかを我々は観ている。自分自身だけでなく、チームメイトたちのレベルも引き上げたんだ。ネッツはイースタン・カンファレンスのトップシードまであと1ゲーム差。MVP論争にこの男を含めない理由がわからないね。カイリー(アービング)もKD(ケビン・デュラント)もいるけど、彼らが一緒にプレーしたのは7試合だけということを忘れてはならない。ネッツは(ハーデンが来るまで)シーズンを通じて8連勝をしたことがなかった。それをKD抜きでやり遂げたんだ。現時点ではジェームズ・ハーデンこそがMVPだよ」
1月13日(日本時間14日)の電撃トレードでヒューストン・ロケッツからネッツに移籍し、デュラント、アービングとビッグ3を結成したハーデン。当初は圧倒的なスコアリング力を誇る3人が共存できるのかと心配されたものの、ハーデンがシュート機会を自ら減らし、司令塔役に徹していることでチームが機能しているのは間違いない。
そして2月はデュラントがわずか3試合しか出場できなかったなかで、ネッツは8連勝を含む月間9勝4敗をマーク。イースト2位まで浮上し、首位のシクサーズを射程圏内に捉えている。
ここまで平均25.0点、フィールドゴール試投数16.5本はともに昨季(34.3点/22.3本)から大きくダウンしている一方で、平均アシストはリーグトップの10.9本をマークしているハーデン。このままネッツがイースト首位に立つようなことがあれば、その原動力となっているハーデンがMVPに選ばれても何ら不思議はないはずだ。ピアースの予想は、果たして的中するのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】ネッツで初優勝なるか?ジェームズ・ハーデンのキャリアを振り返り!
自身がアナリストを務める『ESPN』の番組『NBA Countdown』に出演したピアースは、“現時点で”という部分を強調しながら「ハーデンがMVP」とコメント。その理由としてこう続けた。
「ネッツが8連勝していた間に、ベアード(ハーデンの愛称)が何を成し遂げたかを我々は観ている。自分自身だけでなく、チームメイトたちのレベルも引き上げたんだ。ネッツはイースタン・カンファレンスのトップシードまであと1ゲーム差。MVP論争にこの男を含めない理由がわからないね。カイリー(アービング)もKD(ケビン・デュラント)もいるけど、彼らが一緒にプレーしたのは7試合だけということを忘れてはならない。ネッツは(ハーデンが来るまで)シーズンを通じて8連勝をしたことがなかった。それをKD抜きでやり遂げたんだ。現時点ではジェームズ・ハーデンこそがMVPだよ」
1月13日(日本時間14日)の電撃トレードでヒューストン・ロケッツからネッツに移籍し、デュラント、アービングとビッグ3を結成したハーデン。当初は圧倒的なスコアリング力を誇る3人が共存できるのかと心配されたものの、ハーデンがシュート機会を自ら減らし、司令塔役に徹していることでチームが機能しているのは間違いない。
そして2月はデュラントがわずか3試合しか出場できなかったなかで、ネッツは8連勝を含む月間9勝4敗をマーク。イースト2位まで浮上し、首位のシクサーズを射程圏内に捉えている。
ここまで平均25.0点、フィールドゴール試投数16.5本はともに昨季(34.3点/22.3本)から大きくダウンしている一方で、平均アシストはリーグトップの10.9本をマークしているハーデン。このままネッツがイースト首位に立つようなことがあれば、その原動力となっているハーデンがMVPに選ばれても何ら不思議はないはずだ。ピアースの予想は、果たして的中するのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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