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ハーデンが移籍後初の月間MVP!好調サンズのブッカーは6年目で初受賞|NBA2月〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.03.03

2月の最優秀選手に選ばれたネッツのハーデン(左)とサンズのブッカー(右)。(C)Getty Images

 3月2日(日本時間3日、日付は以下同)、NBAが2月の月間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからブルックリン・ネッツのジェームズ・ハーデン、ウエスタン・カンファレンスからフェニックス・サンズのデビン・ブッカーが選出された。

 1月14日に4チーム間トレードでネッツに加入したハーデンは、期間中の13試合で平均25.6点(フィールドゴール成功率49.1%、3ポイント成功率42.9%、フリースロー成功率84.7%)、8.8リバウンド、イーストトップの10.7アシストを記録。月間MVPはヒューストン・ロケッツ時代の2019年12月以来通算10回目、ネッツの選手としては2007年4月のヴィンス・カーター以来4人目の受賞となった。

 チームは2月に入ってビッグ3の一角であるケビン・デュラントを欠いたものの、ハーデンとカイリー・アービングを中心とした戦いで月間9勝4敗と健闘。2月10日から25日にかけては2005-06シーズン以来となる8連勝をあげてカンファレンス2位に浮上した。その原動力となったハーデンは、球団史上初めて月間平均25点&10アシスト以上を記録、ここまで平均11.0アシストでリーグトップを快走している。
 
 一方、サンズのブッカーはキャリア6年目で初受賞。期間中の15試合で平均27.9点(フィールドゴール成功率52.3%、3ポイント成功率39.5%、フリースロー成功率85.2%)、3.7リバウンド、4.5アシストをあげ、サンズの選手としては2010年3月のアマレ・スタッダマイアー以来14人目の月間MVPに輝いた。

 ブッカーは2月1日のダラス・マーベリックス戦、残り1秒に逆転の3ポイントを沈めてチームを勝利に導くと、28日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では今季自己最多43得点の大暴れ。1試合を除く14試合で20得点以上と持ち前の得点力を存分に発揮し、チームの月間12勝3敗に貢献した。サンズが月間12勝以上をあげるのは2010年3月以来。プレーオフにはその年を最後に10年間遠ざかっているが、今季はここまでウエスト4位の22勝11敗と復活のシーズンを送っている。

 2月のその他の候補者は以下の通り。
●イースト:ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)、ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)、ザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ)、ジュリアス・ランドル(ニューヨーク・ニックス)、ニコラ・ヴュチェビッチ(オーランド・マジック)

●ウエスト:ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)、ザイオン・ウィリアムソン(ニューオリンズ・ペリカンズ)

構成●ダンクシュート編集部
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