NBAは3月4日(日本時間5日)にシーズン前半戦が終了。途中、新型コロナウイルスの安全衛生プロトコルに抵触し数試合の延期を余儀なくされたが、各チームがおよそ半分の36試合前後を消化した。
例年とは勝手が違うシーズンのなかで、ここまでリーグ首位に立っているのは27勝9敗(.750)を記録しているユタ・ジャズ。イースタン・カンファレンスではフィラデルフィア・76ERSが24勝12敗(.667)でトップを守り続けているという状況だ。
戦前の予想で両カンファレンスの本命と見られていたミルウォーキー・バックスとロサンゼルス・レイカーズもそれぞれ3位と安定した強さを見せている一方で、昨季は苦戦を強いられたチームの奮闘も目立っている。ここでは昨季と今季前半戦の戦績を比較し、最も勝率が上がっている上位5チームを紹介しよう。
5位
■アトランタ・ホークス(+14.5%)
2019-20シーズン:20勝47敗(.299)
2020-21シーズン:16勝20敗(.444)
4位
■ブルックリン・ネッツ(+16.3%)
2019-20シーズン:35勝37敗(.486)
2020-21シーズン:24勝13敗(.649)
4位と5位はともにイーストのチームがランクイン。昨季カンファレンス14位に沈んだホークスは、オフに多くの新戦力を補強して開幕3連勝と好スタートを切った。もっとも、シーズンが進むにつれてケガ人が続出し、2月以降は6勝11敗と苦戦。本来ならさらに好成績を残していてもおかしくなかっただけに、現在の11位という順位には満足していないだろう。
ネッツは昨季もイースト7位でプレーオフに進んだが、そこから一気に2位にジャンプアップ。その要因はもちろん、今季前半戦で最大のトピックとなった“ビッグ3”の結成だ。開幕直後はカイリー・アービングの離脱もあり勝率5割前後で推移していたものの、1月14日に4チーム間トレードでジェームズ・ハーデンを獲得。当初は攻撃偏重のトリオに対し疑問の声が多く投げかけられたが、2月には8連勝を記録するなどここまでは上手く機能している。
ただし、チームとして真価が問われるのは、ケガで離脱しているケビン・デュラントが復帰してから。ビッグ3が揃うことで現在好調のカギとなっているフロアバランスを損なう恐れもある。その一方で、逆にさらに勢いを増し、イーストの首位に浮上する可能性も十分秘めているだけに、後半戦もこの豪華トリオから目が離せない。
例年とは勝手が違うシーズンのなかで、ここまでリーグ首位に立っているのは27勝9敗(.750)を記録しているユタ・ジャズ。イースタン・カンファレンスではフィラデルフィア・76ERSが24勝12敗(.667)でトップを守り続けているという状況だ。
戦前の予想で両カンファレンスの本命と見られていたミルウォーキー・バックスとロサンゼルス・レイカーズもそれぞれ3位と安定した強さを見せている一方で、昨季は苦戦を強いられたチームの奮闘も目立っている。ここでは昨季と今季前半戦の戦績を比較し、最も勝率が上がっている上位5チームを紹介しよう。
5位
■アトランタ・ホークス(+14.5%)
2019-20シーズン:20勝47敗(.299)
2020-21シーズン:16勝20敗(.444)
4位
■ブルックリン・ネッツ(+16.3%)
2019-20シーズン:35勝37敗(.486)
2020-21シーズン:24勝13敗(.649)
4位と5位はともにイーストのチームがランクイン。昨季カンファレンス14位に沈んだホークスは、オフに多くの新戦力を補強して開幕3連勝と好スタートを切った。もっとも、シーズンが進むにつれてケガ人が続出し、2月以降は6勝11敗と苦戦。本来ならさらに好成績を残していてもおかしくなかっただけに、現在の11位という順位には満足していないだろう。
ネッツは昨季もイースト7位でプレーオフに進んだが、そこから一気に2位にジャンプアップ。その要因はもちろん、今季前半戦で最大のトピックとなった“ビッグ3”の結成だ。開幕直後はカイリー・アービングの離脱もあり勝率5割前後で推移していたものの、1月14日に4チーム間トレードでジェームズ・ハーデンを獲得。当初は攻撃偏重のトリオに対し疑問の声が多く投げかけられたが、2月には8連勝を記録するなどここまでは上手く機能している。
ただし、チームとして真価が問われるのは、ケガで離脱しているケビン・デュラントが復帰してから。ビッグ3が揃うことで現在好調のカギとなっているフロアバランスを損なう恐れもある。その一方で、逆にさらに勢いを増し、イーストの首位に浮上する可能性も十分秘めているだけに、後半戦もこの豪華トリオから目が離せない。
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