1990~2000年代のNBAには、ジョン・ストックトン、レジー・ミラー、ティム・ダンカン、コビー・ブライアントといった引退まで同一チームで過ごしたフランチャイズプレーヤーや、ケビン・ガーネットやポール・ピアース、ドゥエイン・ウェイドなど、ドラフトで指名された球団に10年以上在籍した選手が複数いた。
しかし、近年のリーグでそういった選手は稀。今季も開幕前にワシントン・ウィザーズの大黒柱ジョン・ウォールがヒューストン・ロケッツへ、1月には2018年のMVPでロケッツ不動のエースだったジェームズ・ハーデンがブルックリン・ネッツへ移っている。
ここでは、移籍が日常茶飯事となっている現代のリーグで、各球団の最古参プレーヤーを紹介する。(チーム名は略称。カッコ内は加入・契約を結んだ年月)
◆ ◆ ◆ ■在籍8年目
バックス:ヤニス・アデトクンボ(13年7月)
ジャズ:ルディ・ゴベア(13年7月)
ホーネッツ:コディ・ゼラー(13年7月)
在籍8年目の3選手は全員がドラフト入団組だ。18歳でデビューしたアデトクンボは1年目こそ平均6.8点に終わったが、2年目に平均2桁得点をクリアすると、4年目の17年には平均22.9点を叩き出しオールスターの仲間入り。その後も"グリーク・フリーク"の進化は止まらず、19、20年に2年連続でシーズンMVPを受賞。名実ともにリーグのトッププレーヤーに上り詰め、昨年11月にはNBA史上最高額となる5年約235億円の延長契約を結んだ。
フランス出身のゴベアは2年目にローテーション入りすると、翌シーズンからはジャズ不動の先発に。213㎝の恵まれた体格を武器にゴール下で存在感を放ち、17年にはブロック王、18、19年には最優秀守備選手賞に輝いた。ゼラーは3人の中で最も上位(4位)で指名されたものの、プロでは大成せず。今オフにフリーエージェントになるが、ケガの多い28歳のビッグマンに対し、チームが再契約を提示するかは微妙。ホーネッツのユニフォーム姿は今季で見納めになるかもしれない。
しかし、近年のリーグでそういった選手は稀。今季も開幕前にワシントン・ウィザーズの大黒柱ジョン・ウォールがヒューストン・ロケッツへ、1月には2018年のMVPでロケッツ不動のエースだったジェームズ・ハーデンがブルックリン・ネッツへ移っている。
ここでは、移籍が日常茶飯事となっている現代のリーグで、各球団の最古参プレーヤーを紹介する。(チーム名は略称。カッコ内は加入・契約を結んだ年月)
◆ ◆ ◆ ■在籍8年目
バックス:ヤニス・アデトクンボ(13年7月)
ジャズ:ルディ・ゴベア(13年7月)
ホーネッツ:コディ・ゼラー(13年7月)
在籍8年目の3選手は全員がドラフト入団組だ。18歳でデビューしたアデトクンボは1年目こそ平均6.8点に終わったが、2年目に平均2桁得点をクリアすると、4年目の17年には平均22.9点を叩き出しオールスターの仲間入り。その後も"グリーク・フリーク"の進化は止まらず、19、20年に2年連続でシーズンMVPを受賞。名実ともにリーグのトッププレーヤーに上り詰め、昨年11月にはNBA史上最高額となる5年約235億円の延長契約を結んだ。
フランス出身のゴベアは2年目にローテーション入りすると、翌シーズンからはジャズ不動の先発に。213㎝の恵まれた体格を武器にゴール下で存在感を放ち、17年にはブロック王、18、19年には最優秀守備選手賞に輝いた。ゼラーは3人の中で最も上位(4位)で指名されたものの、プロでは大成せず。今オフにフリーエージェントになるが、ケガの多い28歳のビッグマンに対し、チームが再契約を提示するかは微妙。ホーネッツのユニフォーム姿は今季で見納めになるかもしれない。