コロナ禍のスポーツ界で、以前よりも浸透しているもののひとつが、ポッドキャストだ。各地で多くの競技が無観客で行なわれているなか、選手の肉声を発信してファンとの距離を縮めるツールとして、活用するプロクラブが増えている。
ギリシャの強豪オリンピアコスも、『Red Podcast』と名付けたポッドキャストを開始。3月11日に配信された栄えある初回放送のゲストには、同クラブで2度のユーロリーグ優勝に貢献したギリシャバスケ界のレジェンド、バシリス・スパノーリスが登場し、これまであまり明かしたことのなかったコビー・ブライアントとの思い出を語った。
2人が最初に出会ったのは、2006年に日本で開催された世界選手権。さいたまスーパーアリーナで行なわれた、ギリシャ対アメリカ戦の時だ。コビーは出場しなかったが、101-95でギリシャがアメリカに歴史的な勝利を収めたこの試合で、スパノーリスはチームハイの22得点をマークした。
2004年のドラフトでダラス・マーベリックスから50位で指名を受けていたスパノーリスは、この大会の後アメリカへ渡り、マーベリックスから権利を買い取ったヒューストン・ロケッツの一員として、念願だったNBAでのキャリアをスタート。そしてロサンゼルス・レイカーズが試合でヒューストンを訪れた時、コビーの方からスパノーリスに話しかけてきたという。
「彼は、夏の件(世界選手権)について『おめでとう』と言ってくれた。そして、自分はプレーできなくて残念だったが、あの試合はギリシャが勝つにふさわしかったと。それから、僕はNBAでプレーできる素質のある選手だと言ってくれたんだ」
コビーとは4歳しか離れていない(コビー:1978年8月23日生まれ/スパノーリス:1982年8月7日生まれ)が、スパノーリスにとってコビーは、壁にポスターを貼るほどに憧れていた、いわば雲の上の存在だった。そのコビーの方からルーキーの自分に話しかけてきてくれたことに、スパノーリスは大いに感動したという。
ギリシャの強豪オリンピアコスも、『Red Podcast』と名付けたポッドキャストを開始。3月11日に配信された栄えある初回放送のゲストには、同クラブで2度のユーロリーグ優勝に貢献したギリシャバスケ界のレジェンド、バシリス・スパノーリスが登場し、これまであまり明かしたことのなかったコビー・ブライアントとの思い出を語った。
2人が最初に出会ったのは、2006年に日本で開催された世界選手権。さいたまスーパーアリーナで行なわれた、ギリシャ対アメリカ戦の時だ。コビーは出場しなかったが、101-95でギリシャがアメリカに歴史的な勝利を収めたこの試合で、スパノーリスはチームハイの22得点をマークした。
2004年のドラフトでダラス・マーベリックスから50位で指名を受けていたスパノーリスは、この大会の後アメリカへ渡り、マーベリックスから権利を買い取ったヒューストン・ロケッツの一員として、念願だったNBAでのキャリアをスタート。そしてロサンゼルス・レイカーズが試合でヒューストンを訪れた時、コビーの方からスパノーリスに話しかけてきたという。
「彼は、夏の件(世界選手権)について『おめでとう』と言ってくれた。そして、自分はプレーできなくて残念だったが、あの試合はギリシャが勝つにふさわしかったと。それから、僕はNBAでプレーできる素質のある選手だと言ってくれたんだ」
コビーとは4歳しか離れていない(コビー:1978年8月23日生まれ/スパノーリス:1982年8月7日生まれ)が、スパノーリスにとってコビーは、壁にポスターを貼るほどに憧れていた、いわば雲の上の存在だった。そのコビーの方からルーキーの自分に話しかけてきてくれたことに、スパノーリスは大いに感動したという。