NBAにとって、1990年代は“全盛期”のひとつだ。2度の3連覇を果たした“神様”マイケル・ジョーダン擁するシカゴ・ブルズ、史上4チーム目の2連覇を達成したヒューストン・ロケッツ、“バッドボーイズ”の異名を取ったデトロイト・ピストンズ、ティム・ダンカンとデイビッド・ロビンソンの“ツインタワー”が君臨したサンアントニオ・スパーズがチャンピオンシップを獲得。それ以外にも強豪チームが多数ひしめき、とりわけウエスタン・カンファレンスは群雄割拠だった。
「優勝していないチームで1990年代のベストチームは?」
『NBA TV』の番組「Open Court」で、ロケッツで2回の優勝を経験したケニー・スミス、2003年にスパーズでタイトルを獲得したスティーブ・スミス、今年のバスケットボール殿堂入り最終候補に名を連ねたクリス・ウェバー、オーランド・マジックでシャキール・オニール&アンファニー・ハーダウェイと共闘したシューターのデニス・スコット、堅実派PGのグレッグ・アンソニーがこのテーマで議論。そこで、ケニー・スミスが推薦したのが1994-95シーズンのスパーズだった。
「サンアントニオ・スパーズはより良いチームだった」
同年はケニー・スミスやアキーム・オラジュワン、シーズン途中の電撃トレードで加入したクライド・ドレクスラーら強者が揃ったロケッツが連覇を果たしたが、レギュラーシーズンは波に乗れず、47勝35敗でウエスタン・カンファレンスの第6シードだった。
そんな王者ロケッツをシーズンで上回ったのが、ジョン・ストックトン、カール・マローンを擁したユタ・ジャズ、ショーン・ケンプ&ゲイリー・ペイトンのコンビが躍動したシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)、チャールズ・バークレー&ケビン・ジョンソンが君臨したフェニックス・サンズ、そして彼らを抑えてリーグ最高勝率(62勝20敗)を記録したのがスパーズだった。
リーグ屈指のセンターだったロビンソンはもちろんのこと、ケニー・スミスはリバウンド王のデニス・ロッドマンがキーマンだったと振り返る。
「デニス・ロッドマンがスパー(スパーズの選手)だった時、彼らはウエストでベストチームだった。彼がファウルアウトになったり、スターターじゃなかったら大喜びしたもんさ。彼がコートにいた時、スパーズはまったく別のチームだった」
「優勝していないチームで1990年代のベストチームは?」
『NBA TV』の番組「Open Court」で、ロケッツで2回の優勝を経験したケニー・スミス、2003年にスパーズでタイトルを獲得したスティーブ・スミス、今年のバスケットボール殿堂入り最終候補に名を連ねたクリス・ウェバー、オーランド・マジックでシャキール・オニール&アンファニー・ハーダウェイと共闘したシューターのデニス・スコット、堅実派PGのグレッグ・アンソニーがこのテーマで議論。そこで、ケニー・スミスが推薦したのが1994-95シーズンのスパーズだった。
「サンアントニオ・スパーズはより良いチームだった」
同年はケニー・スミスやアキーム・オラジュワン、シーズン途中の電撃トレードで加入したクライド・ドレクスラーら強者が揃ったロケッツが連覇を果たしたが、レギュラーシーズンは波に乗れず、47勝35敗でウエスタン・カンファレンスの第6シードだった。
そんな王者ロケッツをシーズンで上回ったのが、ジョン・ストックトン、カール・マローンを擁したユタ・ジャズ、ショーン・ケンプ&ゲイリー・ペイトンのコンビが躍動したシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)、チャールズ・バークレー&ケビン・ジョンソンが君臨したフェニックス・サンズ、そして彼らを抑えてリーグ最高勝率(62勝20敗)を記録したのがスパーズだった。
リーグ屈指のセンターだったロビンソンはもちろんのこと、ケニー・スミスはリバウンド王のデニス・ロッドマンがキーマンだったと振り返る。
「デニス・ロッドマンがスパー(スパーズの選手)だった時、彼らはウエストでベストチームだった。彼がファウルアウトになったり、スターターじゃなかったら大喜びしたもんさ。彼がコートにいた時、スパーズはまったく別のチームだった」