年々"ポジションレス化"が進行するNBAで、特に注目される記録のひとつが、1試合に3部門で2桁を稼ぐ「トリプルダブル」だ。最近ではワシントン・ウィザーズのラッセル・ウエストブルックが移籍1年目で球団新記録を打ち立てたことでも話題になった。そこで今回は、それぞれのチームにおけるトリプルダブル達成回数の記録保持者を紹介。第2回は名門レイカーズをはじめウォリアーズ、サンズなどが所属する「パシフィック・ディビジョン編」をお届けする。
■ロサンゼルス・レイカーズ
※記録はレギュラーシーズンが対象。回数の後のカッコ内は当該球団での出場試合数。
1位マジック・ジョンソン/138回(906試合)
2位レブロン・ジェームズ/26回(163試合)
2位エルジン・ベイラー/26回(846試合)
4位コビー・ブライアント/21回(1346試合)
5位ジェリー・ウエスト/16回(932試合)
リーグ歴代最多タイ17回の優勝を誇るレイカーズは、1位から5位まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。その中で断トツのトリプルダブル(以下、TD)数を誇るのが、稀代の大型司令塔マジック・ジョンソンだ。13年間のキャリアをレイカーズに捧げたレジェンドは、206cmの長身を武器に軽々とリバウンドをもぎ取り、華麗なノールックパスでアシストを量産。シーズン平均TDこそ成し得ていないが、3年目の1981-82シーズンは18.6点、9.6リバウンド、9.5アシストと達成目前に迫った。
同シーズンは18回のTDをマークするなど、1980~91年の12年間中10シーズンでリーグ最多回数を記録。レギュラーシーズンの通算回数ではオスカー・ロバートソン(181回)とウエストブルック(166回)に次ぐ3位、プレーオフでは30回で歴代1位に君臨している。
マジックに次ぐのは、現役のレブロンと先日他界したベイラーの新旧レジェンド。レブロンはクリーブランド・キャバリアーズ時代に64回、マイアミ・ヒートで9回を積み上げており、キャリア通算では歴代4位の99回を誇る。初のアシスト王に輝いた昨季は自身2番目となる13回のTDを達成するなど、その支配力はいまだ衰えていない。
50年代から70年代にかけてチームを牽引したベイラーは、キャリア平均27.4点という攻撃力に加え、13.5リバウンドとリバウンダーとしても才を発揮した。今年の3月22日に86歳でこの世を去ったが、その功績は永遠に語り継がれるだろう。
■ロサンゼルス・レイカーズ
※記録はレギュラーシーズンが対象。回数の後のカッコ内は当該球団での出場試合数。
1位マジック・ジョンソン/138回(906試合)
2位レブロン・ジェームズ/26回(163試合)
2位エルジン・ベイラー/26回(846試合)
4位コビー・ブライアント/21回(1346試合)
5位ジェリー・ウエスト/16回(932試合)
リーグ歴代最多タイ17回の優勝を誇るレイカーズは、1位から5位まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。その中で断トツのトリプルダブル(以下、TD)数を誇るのが、稀代の大型司令塔マジック・ジョンソンだ。13年間のキャリアをレイカーズに捧げたレジェンドは、206cmの長身を武器に軽々とリバウンドをもぎ取り、華麗なノールックパスでアシストを量産。シーズン平均TDこそ成し得ていないが、3年目の1981-82シーズンは18.6点、9.6リバウンド、9.5アシストと達成目前に迫った。
同シーズンは18回のTDをマークするなど、1980~91年の12年間中10シーズンでリーグ最多回数を記録。レギュラーシーズンの通算回数ではオスカー・ロバートソン(181回)とウエストブルック(166回)に次ぐ3位、プレーオフでは30回で歴代1位に君臨している。
マジックに次ぐのは、現役のレブロンと先日他界したベイラーの新旧レジェンド。レブロンはクリーブランド・キャバリアーズ時代に64回、マイアミ・ヒートで9回を積み上げており、キャリア通算では歴代4位の99回を誇る。初のアシスト王に輝いた昨季は自身2番目となる13回のTDを達成するなど、その支配力はいまだ衰えていない。
50年代から70年代にかけてチームを牽引したベイラーは、キャリア平均27.4点という攻撃力に加え、13.5リバウンドとリバウンダーとしても才を発揮した。今年の3月22日に86歳でこの世を去ったが、その功績は永遠に語り継がれるだろう。
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