今年5月に行なわれるバスケットボール殿堂入り式典で、コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)のプレゼンターにマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)が選ばれた。2人は兄弟のように親しい間柄だったため、恐らく多くの人がこの人選を予想し、そして納得しているのではないだろうか。
コビーはジョーダンの“再来“と広く認識されていた。コビーがジョーダンから多くの技を盗んだことで、2人のプレースタイルは限りなく近いものになっていた。ジョーダンの経歴は今も多くのカテゴリーで突出しているが、これほどジョーダンに近づいた選手はコビーをおいてほかにいないというのも事実である。
そしてコビーは、ジョーダンと同じように自信と気概に満ちたプレーヤーだった。しかしそんなコビーにも“人生最大の後悔”があったという。4月16日に放送された『ESPN』の『First Take』で、名物コメンテーターのスティーブン・A・スミスが以前コビーとした会話について回想している。
「ある時、コビーにこう言われたのを覚えているよ。『俺にとって最大の後悔のひとつは、マイケルと全盛期をともに過ごせなかったことだ』とね。続けて彼は『俺はマイケルを食っていた……食っていたんだ』と言ったので、私は笑ってしまった。それでも彼は「ふざけて言ってるんじゃない、本気だ。マイケルに聞いてごらんよ。俺は彼にそう言ったんだ」と言っていたよ」
コビーとしては、ジョーダンの全盛期の技を盗めなかったことが自身最大の後悔だったそうだ。それにしても、面と向かってコビーに「(全盛期をともに過ごしていたら)食い尽くしていただろう」と言い放たれたジョーダンは、いったいどのような反応をしたのだろうか。
ジョーダンからあらゆる技を盗んだからこそコビーのプレースタイルが完成したわけだが、ともに全盛期の2人がコートで激突していたとしたら、史上最高に見応えのあるマッチアップになっていたのは間違いない。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】「Mr.レイカーズ」&「Mr.NBA」史上最高のスーパースター、コビー・ブライアント特集!
コビーはジョーダンの“再来“と広く認識されていた。コビーがジョーダンから多くの技を盗んだことで、2人のプレースタイルは限りなく近いものになっていた。ジョーダンの経歴は今も多くのカテゴリーで突出しているが、これほどジョーダンに近づいた選手はコビーをおいてほかにいないというのも事実である。
そしてコビーは、ジョーダンと同じように自信と気概に満ちたプレーヤーだった。しかしそんなコビーにも“人生最大の後悔”があったという。4月16日に放送された『ESPN』の『First Take』で、名物コメンテーターのスティーブン・A・スミスが以前コビーとした会話について回想している。
「ある時、コビーにこう言われたのを覚えているよ。『俺にとって最大の後悔のひとつは、マイケルと全盛期をともに過ごせなかったことだ』とね。続けて彼は『俺はマイケルを食っていた……食っていたんだ』と言ったので、私は笑ってしまった。それでも彼は「ふざけて言ってるんじゃない、本気だ。マイケルに聞いてごらんよ。俺は彼にそう言ったんだ」と言っていたよ」
コビーとしては、ジョーダンの全盛期の技を盗めなかったことが自身最大の後悔だったそうだ。それにしても、面と向かってコビーに「(全盛期をともに過ごしていたら)食い尽くしていただろう」と言い放たれたジョーダンは、いったいどのような反応をしたのだろうか。
ジョーダンからあらゆる技を盗んだからこそコビーのプレースタイルが完成したわけだが、ともに全盛期の2人がコートで激突していたとしたら、史上最高に見応えのあるマッチアップになっていたのは間違いない。
構成●ダンクシュート編集部
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