6月16日(日本時間17日)に行なわれたフィラデルフィア・セブンティシクサーズとアトランタ・ホークスによるプレーオフ・カンファレンス準決勝第5戦は、ホークスが26点差をひっくり返す見事な大逆転劇を演じた。敵地でシリーズ3勝目を奪ったことで、カンファレンス決勝進出を予想する声はさらに大きくなっている。
一方、ホームで無様な負けを喫してしまったシクサーズで、戦犯に挙げられているのがベン・シモンズだ。38分間コートに立ち、9アシスト、1スティール、1ブロックを記録したが、得点は8点のみ。そしてフリースローは14本中10本をミスして成功率28.6%という体たらくだったのだ。
プレーオフ以降、とにかくシモンズのフリースローは不安定。1回戦からの10試合で67本を放ち、決めたのは22本。成功率32.8%となっており、『StatMuse』によると1シーズンで50本以上放った選手のなかで、2006年のベン・ウォーレス(当時デトロイト・ピストンズ)が残した27.3%に次ぐワースト記録だというのだ。なお、シモンズに次ぐのがディアンドレ・ジョーダン(ブルックリン・ネッツ)で、ロサンゼルス・クリッパーズに在籍していた2016年に記録した37.3%だという。
シモンズはレギュラーシーズン中も61.3%、キャリア通算でも59.7%と決してフリースローが得意な選手ではないが、プレーオフ以降はワシントン・ウィザーズとの1回戦で28本中10本しか決められず、成功率35.7%と極度の不振に喘いでいた。なお、ウィザーズとのシリーズは勝利こそしたものの、故意にファウルしてフリースローを打たせる“ハック・ア・シモンズ”を仕掛けられ、チームの流れが悪くなった場面もあった。
ホークスとの第5戦でも多くのシュート機会を得ながらフリースローを落とし続けるシモンズに、地元ファンも客席からフォームをレクチャーする始末。拮抗したシリーズでは1本のミスが命取りになる可能性があるだけに、一刻も早い復調が待たれる。
構成●ダンクシュート編集部
一方、ホームで無様な負けを喫してしまったシクサーズで、戦犯に挙げられているのがベン・シモンズだ。38分間コートに立ち、9アシスト、1スティール、1ブロックを記録したが、得点は8点のみ。そしてフリースローは14本中10本をミスして成功率28.6%という体たらくだったのだ。
プレーオフ以降、とにかくシモンズのフリースローは不安定。1回戦からの10試合で67本を放ち、決めたのは22本。成功率32.8%となっており、『StatMuse』によると1シーズンで50本以上放った選手のなかで、2006年のベン・ウォーレス(当時デトロイト・ピストンズ)が残した27.3%に次ぐワースト記録だというのだ。なお、シモンズに次ぐのがディアンドレ・ジョーダン(ブルックリン・ネッツ)で、ロサンゼルス・クリッパーズに在籍していた2016年に記録した37.3%だという。
シモンズはレギュラーシーズン中も61.3%、キャリア通算でも59.7%と決してフリースローが得意な選手ではないが、プレーオフ以降はワシントン・ウィザーズとの1回戦で28本中10本しか決められず、成功率35.7%と極度の不振に喘いでいた。なお、ウィザーズとのシリーズは勝利こそしたものの、故意にファウルしてフリースローを打たせる“ハック・ア・シモンズ”を仕掛けられ、チームの流れが悪くなった場面もあった。
ホークスとの第5戦でも多くのシュート機会を得ながらフリースローを落とし続けるシモンズに、地元ファンも客席からフォームをレクチャーする始末。拮抗したシリーズでは1本のミスが命取りになる可能性があるだけに、一刻も早い復調が待たれる。
構成●ダンクシュート編集部
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