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東京五輪

八村塁はスペイン相手に20得点も「あまり良くなかった」。日本のエースが挙げたスロベニア戦の鍵は?【東京五輪】

ダンクシュート編集部

2021.07.27

八村はオリンピック初戦で20得点と上々のスタートを切ったが、本人は満足していない様子だった。(C)Getty Images

八村はオリンピック初戦で20得点と上々のスタートを切ったが、本人は満足していない様子だった。(C)Getty Images

 日本代表の八村塁は7月26日に行なわれたスペインとの初戦でオリンピックデビューを飾った。注目を集めた23歳のエースは、37分間のプレーで20得点、2リバウンド、1アシスト、フィールドゴール38.1%(8/21)、3ポイント36.4%(4/11)というスタッツを残した。

 オリンピックデビュー戦で20得点と上々のスタートを切った八村だが、試合後には「出だしはあまり良くなかった」と振り返り、「第3クォーターには追い上げることができたけど、相手はワールドカップで優勝したスペインで、その差が出て負けてしまった」と悔しがった。

 それでも「後半にはいい流れで来ている時間帯もあったので、そこを試合の最初から出していけるようにしたい」と次戦へ気持ちを切り替えた。
 
 2戦目の相手はスロベニアだ。八村は「(相手エースのルカ)ドンチッチはスーパースター。しっかりと映像を見て、チームとしてディフェンスしていかなければいけない」とドンチッチに対する守備を鍵に挙げていた。

 八村が日本代表で期待されていることはオフェンス面での貢献だが、NBAではガードからセンターまで全ポジションの選手のマッチアップを担当するほど、ディフェンス力も評価されている。彼が攻守両面で試合を支配できれば、日本の勝利も近づくはずだ。

構成●ダンクシュート編集部
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