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東京五輪

八村塁、ドンチッチを上回る34得点の大爆発も、日本はスロベニアに敗れて2連敗【東京五輪】

ダンクシュート編集部

2021.07.29

八村はドンチッチ(左)を上回るゲームハイの34得点、守備でもブロックを決めるなど奮闘した。(C)Getty Images

八村はドンチッチ(左)を上回るゲームハイの34得点、守備でもブロックを決めるなど奮闘した。(C)Getty Images

 7月29日、東京五輪のバスケットボールの4日目、さいたまスーパーアリーナでグループCの日本がスロベニアとの予選ラウンド第2戦に挑んだ。
 
 日本は初戦のスペイン戦と同様、八村塁と渡邊雄太、馬場雄大、田中大貴、エドワーズ ギャビンの5人が先発を務めた。

 試合開始から相手エースのルカ・ドンチッチにはチームNo.1ディフェンダーの渡邊がマッチアップ。ジャンプボールを制した日本は、スロベニアに4点を連取されるが、エドワーズのフックシュート、八村のフェイダウェイで加点。一方のスロベニアもブラッコ・チャンチャーやゾラン・ドラギッチの得点でリードを取らせない。

 日本は第1クォーター中盤に田中が2本連続で3ポイントを決め、残り4分には馬場のレイアップで15-15の同点に追いつく。しかし、残り3分に馬場が2つめのファウルを取られてベンチに下がると、スロベニアに連続得点を許し、23-29と6点差で第1クォーターを終えた。

 第2クォーター、初戦のスペイン戦で存在感を放った富樫勇樹が登場すると、いきなりスティールを奪い、オフェンスでも技ありのフローターをヒット。クォーター中盤には比江島慎のパスから渡邊が3ポイントを決めたものの、ドンチッチを止めることができず28-40と点差は2桁に拡大。
 
 それでもドンチッチがベンチに下がると日本は、比江島の3ポイントと馬場のレイアップで34-40と6点差に。ただ、スロベニアはタイムアウトで流れを切ると、控えのクレメン・プレペリッチの活躍で主導権を奪い返し、たまらず日本はタイムアウトを要求。最後にはマイク・トビーにオフェンシブ・リバウンドから得点を許し、41-53と12点差で前半を終えた。

 後半、日本は八村が先取点を奪い、エースは3ポイントも決めて波に乗る。だがディフェンスではカバーが遅く、スロベニアにオープンの3ポイントを連続で決められリズムに乗ることができない。残り5分半にドンチッチが3つ目のファウルでベンチに退いたチャンスも生かせず、52-72と逆にリードを広げられてしまった。

 日本はタイムアウト後に渡邊が2本連続で3ポイントを沈めて16点差。残り1分には比江島の3ポイント、直後には張本天傑の好守備から八村のダンクを決め64-80で最終クォーターへ。
 

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