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東京五輪

バスケ女子、“絶対女王”アメリカに敗れるも堂々の銀メダル。最後は笑顔で大会を終える【東京五輪】

ダンクシュート編集部

2021.08.08

日本は決勝でアメリカに敗れるも、男女を通じて初のメダル獲得の快挙を成し遂げた。(C)Getty Images

日本は決勝でアメリカに敗れるも、男女を通じて初のメダル獲得の快挙を成し遂げた。(C)Getty Images

 8月8日、東京五輪女子バスケットボールの決勝が行なわれ、日本代表(FIBAランキング10位)は世界ランク1位のアメリカと対戦。75-90で敗れ、男女を通じて初の銀メダルを獲得した。

 アメリカは過去11大会中8大会で金メダルを獲得している絶対女王。特に1996年アトランタ大会から6連覇を達成しており、その間は無敗。今大会も圧倒的な強さで勝ち上がり、92年バルセロナ大会の3位決定戦から通算55連勝で7連覇を成し遂げた。

 日本は序盤から相手の高さに苦しみ、リードを奪われる展開。キャプテンの高田真希や途中出場の本橋菜子の連続3ポイントで何とか食らいつき、第1クォーターを14-23で終える。続く第2クォーターも203cmのブリトニー・グライナーに攻め込まれるも、本橋の3ポイントや町田瑠唯と高田のホットラインで得点を重ね、最後は赤穂ひまわりの3ポイントが決まって39-50で折り返した。
 
 後半、日本は町田と本橋を同時起用する2ガード体制で勝負に出るも、逆に引き離され第3クォーターを終えて56-75と点差は19点に拡大。第4クォーターも最後まで走り切り粘りを見せたが、女王の牙城は崩せなかった。

 日本は高田がチーム最多の17得点、本橋が16得点、平均12.5本で大会アシスト王に輝いた司令塔の町田は8得点、6アシストをマーク。アメリカはグライナーがゲーム最多の30得点、3ブロック、チーム全体でフィールドゴール成功率53.6%を記録した。

 決勝で敗れたとはいえ、今大会の日本はアメリカ戦以外はすべて勝利を収め、4勝2敗で堂々の準優勝。バスケットボール男女を通じて初のメダル獲得という快挙を成し遂げた。

構成●ダンクシュート編集部

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